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「何でこの作品が?」「信じられない…」アニメ史に残る名作にも“意外な過去”が…「最高峰アニメ」大絶賛の伝説作

  • 2025.12.13

1度見たら忘れられない強烈な個性や、人間味あふれる魅力的な登場人物たち。アニメでは、そんな個性的なキャラクターが織りなす予測不能な掛け合いや、互いにぶつかり合いながら絆を深めていく姿が視聴者の目を引きます。今回は、そんな“個性豊かなキャラクターが魅力のアニメ”5選をセレクトしました。

本記事では第5弾として、1979年放送のアニメ『機動戦士ガンダム』(テレビ朝日ほか)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“個性豊かなキャラクターが魅力のアニメ”『機動戦士ガンダム』

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GoogleGeminiにて作成(イメージ)
  • 作品名(放送局):アニメ『機動戦士ガンダム』(テレビ朝日ほか)
  • 放送期間:1979年4月7日~1980年1月26日

あらすじ

原作・総監督:富野由悠季さん、企画:サンライズ、アニメーションディレクター・キャラクターデザイン:安彦良和さんらで製作されたアニメ。

宇宙世紀0079年。宇宙植民地サイド3がジオン公国を名乗り、地球連邦政府に対して独立戦争を挑んでいた時代が舞台。戦火とは無縁のサイド7に住んでいた15歳の少年、アムロ・レイ(CV:古谷徹)は、ある日ジオン軍による奇襲攻撃に遭遇してしまいます。

混乱のなか、アムロは偶然にも連邦軍の秘密兵器であるモビルスーツ「ガンダム」に乗り込むことになり、敵の「ザク」を見事に撃退します。しかし、これをきっかけにアムロは避難民を乗せた艦・ホワイトベースと共に、ジオン軍からの激しい追撃を逃れる過酷な旅に出ることになります。

彼らの前には、「赤い彗星」として恐れられるジオン軍のエースパイロット、シャア・アズナブル(CV:池田秀一)が立ちはだかります。頼れる大人がいない絶望的な状況下で、生き延びるために覚悟を決めたアムロの戦いが始まります―。

アニメ『機動戦士ガンダム』の見どころ ※ネタバレあり

1979年に放送されたアニメ『機動戦士ガンダム』は、巨大ロボットを兵器として描くリアリズムと、戦時下における人間ドラマの深さでアニメ史を塗り替えたロボットアニメの金字塔です。主人公のアムロ・レイをはじめとする若者たちが、戦争という極限状態のなかで悩み、傷つきながら成長していく姿は、今の時代に見ても色褪せない感動を呼びます。SNSでは「本当に感動した」と心を揺さぶられた声や、戦争によって訪れる悲劇的な別れに対し「仲間の死はくるものがあった」と重く切ない展開に胸を締め付けられたといった旨のコメントが多く寄せられました。

そんな本作が後世に与えた影響は計り知れず、数多くの続編や派生作品を生み出し続けるガンダムシリーズの原点として、別格の存在感を放っています。その完成された世界観とテーマは、世代を超えて語り継がれています。SNSでは「最高峰アニメ」「エゲつないほどの名作」といったコメントが寄せられており、アニメーションの歴史そのものとしてリスペクトされる、絶対的な評価を確立しました。

伝説アニメの“意外な過去”

今や日本を代表するロボットアニメとして世界的な人気を誇る『機動戦士ガンダム』。しかし、1979年の本放送では当初予定されていた全52話が43話で短縮されるという憂き目に遭っていました。SNSでは「何でこの作品が?」「信じられない…」と驚きの声が。現在の伝説的な地位からは想像もつかない不遇のスタートだったことが分かります。

しかし、作品の命運はそこで尽きませんでした。アニメ雑誌の熱心な特集や、中高生を中心としたファンによる再放送への嘆願活動が実を結び、徐々に人気が再燃。加えて、女性ファンからの熱い支持や、放送終了後に発売された「ガンプラ」の爆発的ヒット、そして決定打となった1981年の劇場版公開を経て、国民的アニメへと奇跡の逆転劇を遂げたのです。

アニメ『機動戦士ガンダム』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“ロボットアニメの金字塔”をぜひご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です