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「え、嘘でしょ?」「悲しすぎる…」急きょ発表された“主演俳優の降板”に激震…だけど「痺れた」“圧巻の代演”が光る至高映画

  • 2025.11.11

巧みな伏線、予想を根底から覆す結末、あるいは自身の価値観や倫理観を強く揺さぶられるようなテーマ。鑑賞後も言葉を失うほどの深い余韻や問いを投げかける作品が、数多く生み出されてきました。今回は、そんな“衝撃を受ける名作映画”5選をセレクトしました。

本記事では第1弾として、2021年公開の映画『キネマの神様』(松竹)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“衝撃を受ける名作映画”『キネマの神様』

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志村けん 湖池屋「わさムーチョ発売記念&新キャラクター」就任発表会に出席(C)SANKEI
  • 作品名(配給):映画『キネマの神様』(松竹)
  • 公開日:2021年8月6日

あらすじ

原田マハさんの同名小説を原作に、山田洋次さんが監督・脚本(朝原雄三さんと共同脚本)で実写映画化。

無類のギャンブル好きである“ゴウ”こと円山郷直は、妻の淑子や娘のにも見放されたダメ親父。しかし、そんなゴウがたったひとつだけ愛してやまないものが「映画」でした。行きつけの名画座の館主である“テラシン”こと寺林新太郎は、かつて映画の撮影所で共に働いた仲間でもありました。

若き日のゴウは助監督として、映写技師のテラシンやスター女優の桂園子、食堂の看板娘・淑子らと共に夢を追い、青春を駆け抜けていました。ゴウとテラシンは共に淑子に想いを寄せていましたが、ゴウは初監督作品の撮影初日に大怪我を負い、その作品は幻となってしまいます。

それから約50年。ゴウの孫である勇太が、その幻の脚本『キネマの神様』を偶然手に取ります。脚本の面白さに感動した勇太は、現代版に書き直して応募しようと提案。それを受け、ゴウは再び作品と向き合う中で、忘れかけていた夢と青春の情熱を取り戻していくのでした―。

映画『キネマの神様』の見どころ ※ネタバレあり

映画『キネマの神様』は、松竹映画100周年記念作品として山田洋次監督が手がけた作品です。原田マハさんの同名小説を原作としていますが、現代パートはコロナ禍の日本が舞台となっていたり、過去の撮影所時代のエピソードが大幅に追加されていたりするなど、映画化にあたって設定やストーリーに変更が加えられています。そのため、原作ファンからは厳しい評価も見受けられました。

その一方で、「最高に素晴らしい映画」「何回も泣きました」という絶賛の声も多く寄せられています。本作の最大の魅力は、山田監督ならではの温かい視点で描かれる「映画愛」と「家族愛」です。映画監督の夢を諦めた主人公が、映画を通じて家族との絆を取り戻していく姿や、親友との変わらぬ友情、そして登場人物全員から溢れる映画への情熱が、観る者の心を強く打ちます。豪華キャストが織りなす人間ドラマ、そしてコロナ禍の時代に「映画の力」を問いかけるメッセージ性が、深い感動を呼ぶ作品となりました。

入院・闘病で志村けんが降板…代役を務めた沢田研二に称賛の声

松竹映画100周年記念作品として、山田洋次監督がメガホンをとった映画『キネマの神様』。本作は当初、主人公・ゴウを菅田将暉さんと故・志村けんさんのW主演で演じることが発表され、志村さんにとって初の本格的な映画主演となることで大きな話題を集めていました。

しかし、撮影開始直前、志村さんが新型コロナウイルス検査で陽性と判明し、入院・闘病を余儀なくされたため、やむなく出演を辞退することを所属事務所が発表。突然の悲報に、SNSでは「え、嘘でしょ?」「悲しすぎる…」といった、志村さんの映画出演を心から楽しみにしていたファンの悲痛な声が溢れました。

この緊急事態を受け、志村さんと旧知の仲であった沢田研二さんが代役として主演を引き継ぎました。多大なプレッシャーのなか、沢田さんは見事に大役を務め上げ、代役とは思えないほどの深みのある演技を披露しました。沢田さんの見事な演技に対し、SNSでは「沢田研二の演技素晴らしかった」「志村さんへの愛とリスペクトを感じる」「痺れた」といった称賛の声が相次ぎました。

映画『キネマの神様』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“映画が繋ぐ2つの時代と1つの家族の物語”をぜひご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です