管理栄養士「一緒に食べて」　11月20日はピザの日！ピザにプラスしたい『おすすめの一品』とは？

11月20日は「ピザの日」として知られています。チーズとトマトソースやホワイトソース、そしてお好みのトッピングが乗った熱々のピザを食べるのにぴったりの日です。しかし、ピザだけだと栄養のバランスが気になるという人も多いのではないでしょうか。

今回はそんなピザの日に合わせて、管理栄養士の視点も踏まえた「ピザにプラスしたい一品」について解説します。

ピザの魅力を深掘り！なぜ合わせる一品が大事なのか？

ピザは世界中で愛される人気の料理ですが、実はエネルギーが高めで、炭水化物や脂質、塩分も多くなりがちです。そのため、バランスよく栄養を摂りたいと思う方にとっては、ピザだけでは偏りを感じることもあるでしょう。ここで注目したいのが“プラスの一品”。

食べ過ぎや栄養バランスが気になる場合でも、気軽に一緒に食べられて満足感をアップさせる料理を添えることで、補うことができます。ポイントとなるのは、野菜やタンパク質をしっかり補うこと。

では、実際にどんな一品がピザの味わいを引き立て、なおかつ食事をよりバランス良く楽しめるのでしょうか。

ピザと相性抜群！管理栄養士がおすすめする３つのプラス一品

ピザの味や食感にマッチし、栄養の面でも優れている副菜を3つご紹介します。

• 野菜たっぷりのグリーンサラダ
  ピザはトマトソースで野菜感がありますが、レタスやベビーリーフ、きゅうり、トマトに加え、アボカドやナッツをトッピングするとボリュームも風味もアップ。彩り豊かで食物繊維やビタミン、ミネラルが補えます。ドレッシングは酸味のあるものやオリーブオイルベースがピザと調和しやすいです。
  
  
• シーフードマリネ
  エビやイカ、ホタテなどのシーフードにオリーブオイルとレモン汁、にんにくやハーブで味付けしたマリネは、さっぱりしつつうま味があり、ピザのこってり感を和らげる効果が期待されます。タンパク質を追加できるので満足感アップにもつながります。
  
  
• 具だくさんのミネストローネスープ
  トマトベースの野菜スープは、ピザのトマトソースと相性が良く、温かいスープが食事をより豊かに感じさせてくれます。たっぷりの野菜と豆類で栄養価も高く、体を温めながら野菜不足の補填にもおすすめです。

これらの一品はどれも自宅で簡単に用意でき、ピザにプラスするだけで味も栄養バランスも整えやすくなります。特に野菜が不足しがちなピザには、生野菜や温野菜を取り入れることで健康的な食事になるでしょう。

一緒に楽しむ食べ物もしっかり考えてみよう

ピザは「一緒に食べる一品」をうまく取り入れることで、美味しさの幅が広がるだけでなく、バランスの良い食事を意識するきっかけになるかもしれません。今回紹介したグリーンサラダ、シーフードマリネ、ミネストローネスープは、日頃の食事にも気軽に取り入れやすいメニューです。

ピザだけでなく、合わせる料理にも注目しながら、11月20日のピザの日を楽しんでみてはいかがでしょうか。一緒に食べる楽しさとともに、満足感のある時間を過ごせると良いですね。

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監修者：かきねキッチン 小池 三代子（Instagram／ブログ／X）

管理栄養士×保育士｜実務経験13年｜現在はフリーランスの管理栄養士として、栄養相談や献立作成、記事執筆・監修を中心に活動中。「人に寄り添い、無理なく実現できる食生活のサポート」をモットーに、忙しい中でも続けられる、簡単でおいしい時短レシピを発信している。