【男性】洋服代にかけるリアルな予算は？ “服選びの悩み”TOP3、乗り越えるべきハードルが明らかに！

男性が洋服を買うときに重視するもの

男性は日々、洋服選びでどんなことを意識しているのか…予算、TPO、コーディネートなど、男性が服選びで抱える“悩み”に迫ります。「heufosk（ヒュウフォスク）」が実施した「男性が服を買うときに考えていること」に関する意識調査の結果を参照して紹介します。調査は2025年3月16日〜25日、10代～50代の男性345人を対象にしたものです。

調査結果によると、男性が購入するメンズブランドの価格帯は「5000円～1万円」が41%で最多となり、「5000円未満」の36%と合わせると、実に77%の男性が1万円以下の手頃な価格帯を選んでいることがわかりました。一方で、「1万円～3万円」も19%の支持を得ており、品質やデザインにこだわりを持つ層も一定数存在しています。この結果から、日常使いしやすい価格帯のアイテムが男性の購買意欲を強く刺激していることがうかがえます。

メンズブランドを選ぶ際に最も重視する点では、「価格」が79%と圧倒的な支持を集めました。次いで「品質」が66%、「デザイン」が55%と続き、男性は単に安価であるだけでなく、長く使える品質の良さや自身の好みに合ったデザインも強く求めていることが明らかになりました。この結果から、男性は価格と品質、デザインのバランスを総合的に判断し、コストパフォーマンスの高いアイテムを求める傾向があることがわかります。

服選びに困るシチュエーションについては、「自分のための休日のお出かけ用の服を選ぶ時」が60%で最多となりました。続いて「フォーマルな服を選ぶ時」が47%、「異性の友達や彼女とお出かけ用の服を選ぶ時」が39%という結果でした。多くの男性が日常のカジュアルなシーンでの服選びに悩みを抱えており、TPOに合わせた服装選びに難しさを感じていることがうかがえます。特に休日のリラックスしたシーンや特別な場での服装に自信が持てない男性が多いことが浮き彫りになりました。

具体的な服選びの悩みでは、「自分に似合う服がわからない」が51%、「コーディネートの仕方が分からない」が49%と、ほぼ半数の男性がスタイル構築に課題を感じていることが判明しました。また、「予算内でお気に入りの服を見つけることができない」が42%、「体型に合うサイズが見つからない」が29%と続き、サイズのミスマッチも大きな悩みとなっています。これらの悩みは、男性がファッションを楽しむ上で乗り越えるべきハードルとなっているようです。

調査結果は、男性ファッション市場における消費者ニーズと課題を明確に示しており、ブランド側にとってもターゲット設定や商品開発の重要な指針となりそうです。男性の服選びに対するリアルな声が、今後のファッション業界の発展につながることが期待されます。

（LASISA編集部）