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義母「3時間もトイレにこもりきりだった」じゃあ私がさっき見かけたのは誰<頑張り過ぎない介護>

  • 2025.10.29

一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。
ある大雨の日、義母は部屋で避難の準備を整えていました。しかし、まる子さんは自宅でも安全だと考えていたので、自分たちは家にいると義母に伝えますが、義母は「テレビでは避難するように言っている」と、避難する姿勢を変えません。仕方がないので、義母を避難所まで送ってまる子さんは戻ると言うと、義母は「ひとりでいられるわけない!」と激怒。大雨警報、台風、地震……何か起こるたびに毎回このやりとりを繰り返していて、まる子さんは何が正解なのかがわからずに困惑しています。

まる子さんの家の1階にあるトイレは、義母専用トイレとなっています。回数が多く入っている時間も長いため、まる子さんは義母がデイケアに行っている間に掃除をしていますが、そのときに温水洗浄便座の設定のチェックも欠かせません。気がつくと水圧も便座の温度も最大になっていたので、義母の誤操作かもしれないと思い、中程度に変更したまる子さん。しかし、すぐに義母から「寒くて使っていられない!」と激怒され、再度MAXに戻すことに……。最大のままだと体に負担がかかりそうで心配しています。

不思議な体験

今日、義母のデイケアはお休み。リビングで息子と過ごしていると、義母がやってきて「3時間もトイレにこもりきりだった」と言いました。

そんなに長時間トイレにこもるのは、体にも負担が大きいはず……と思っていたのですが、そこで思い出しました。

2時間前、たしかに義母は洗濯を干していました。

そして1時間前。息子は洗面所で義母に会ったとのこと。

もしかして……義母は幽体離脱していた!?

3時間こもりきりというのは、トイレに入りっぱなしという意味ではなかったんだろうか……。私たちが会ったのは、いったい誰だったのだろう……?

息子とリビングで過ごしていると、義母がやってきました。どうやら、夜に飲んだ便秘薬が効いたらしく「3時間もトイレにこもりきりだったから、すっかり体が冷えた」とのこと。この言葉が本当なら、私は不思議な体験をしていることになります。

ところが、その約2時間前に私は洗濯を干している義母の姿を目にし、さらに1時間前には息子も洗面所で義母に会ったのです。3時間トイレにこもりきりとは、ずっとトイレから出てこなかったという意味だと思っていましたが、実際には「おなかの調子が落ち着くまでに計3時間かかった」ということだったのかもしれません。

息子とこの3時間の出来事を振り返って、私たちが会ったのはいったい誰だったんだろう……? と顔を見合わせていました。

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「こもりきり」と表現されると、「その場所に長時間とどまり続けていた」と受け取ってしまいますよね。長時間高温の便座に座り続けるのはおしりへの負担が大きそうなので、そうでなかったのであれば、少し安心ですね。義母も、ちょっと話を盛って気をひきたかったのではないでしょうか。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように!


著者:マンガ家・イラストレーター まる子

ベビーカレンダー/シニアカレンダー編集室

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