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嫁の独身娘に嫌味「ひ孫を見せられてほんと祖母孝行」娘同士を比べて心無い義姉の発言。義母の遺産騒動|ママ広場マンガ

  • 2025.10.25

妻静江さんは完全同居している義母トキさんの介護をしていた時に突然「ありがとうねぇ・・」と言われ、義母の死期が近いことを察しました。すぐに夫吉雄さんに吉子さんと吉美さんの義姉2人を呼ぶように頼みました。思えば20年前義父が亡くなったのをきっかけに義母と同居することになった義母が「もうすぐいなくなる」と思うと寂しい気持ちに。そして週末、家にやって来た義姉たちが義母そっちのけで遺産の取り合いをしていると、「私が遺すものについて話すからアンタは部屋から出てて」と言われて少し寂しくなった静江さんが部屋から出ると、上機嫌な義姉たちが出てきて勝手に遺産を分け始めた上に、「まさか静江さん、遺産を狙ってるの!?」と言い出し、「お義母さんのお考え通りに従いますから・・」と答えると、「遺言書も書いたっていうから」と義姉たちは上機嫌で帰っていきました。

義姉たちが会いに来ないまま眠るように逝ってしまった義母

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「娘に遺すものの話をするからアンタは部屋から出てて」と言われ少し寂しくなった私。すると部屋から出てきた義姉たちは満足そうに遺産の話を始め、夫には家と仏壇、現金と着物などは義姉たち2人で分けると言われ、夫が動揺していると、「静江さんが遺産を狙ってるのでは?」と疑われ、義母の考えに従うと答えると、義姉たちは上機嫌で帰って行きました。

その後、義姉たちは一度も義母に会いには来ず・・ひと月後、義母は眠るように逝ってしまいました。
義母の遺影を前に涙が止まらない私は、必死に涙をこらえて弔問に訪れた人達にご挨拶しました。

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すると、「あぁ、疲れた。お葬式も大変ね」と文句を言う吉子さんに、「お母さん、何もしてないでしょ。吉雄おじさんも静江おばさんも、喪主の仕事に弔問客への挨拶とかめっちゃ忙しそうだったのに・・。吉美おばちゃんと座って話してただけじゃん」吉子さんの娘ひろみちゃんがそう言うと、「生意気ね!姉妹で実母の死を悲しんでたのよ、悪い?嫁とは悲しみの度合いが違うんだから」と吉子さんが怒り出しました。

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その後、「静江おばちゃん、今までありがとうございました。おばちゃんが連絡くれたから、最期に私たちもおばあちゃんに会えました」ひろみちゃんが私と涼子に挨拶してくれ、「こちらこそ。ひろみちゃんとご家族が来てくれて、ヒロトくんの顔も見られて。お義母さんもすごくうれしそうだったわ」と言うと、「静江おばちゃんと一緒で、おばあちゃん本当に幸せだったと思います」ひろみちゃんの言葉に「ひろみちゃん・・」そう言いながら涙が溢れました。

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すると、「ひろみはひ孫の顔を見せられてほんと祖母孝行よね~。お母さんもうれしかったと思うわ」「それがいちばんよね」と涼子に向かって嫌味を言う義姉たち。
「はぁ?涼子ちゃんは介護も手伝ってたし、ダントツで祖母孝行したに決まってんでしょ」それを聞いたひろみちゃんが怒りながら反論。

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それを聞いて「ありがとう。でも、私もおばあちゃんにひ孫を抱っこさせてあげたかった。花嫁姿も見せたかったな・・」と涙ぐむ涼子を見て、「涼子ちゃん・・」と一緒に涙ぐむひろみちゃん。
涼子にとって唯一の心残りを、この場で責めるようなことをするなんて・・私の心の中に大きなしこりが芽生えました。

義姉たちが来てからひと月後、眠るように逝ってしまった義母。悲しみにくれる静江さん家族の前にあらわれた義姉たちは「あぁ疲れた」と何もしていないのに文句ばかり。吉子さんの娘のひろみさんがたしなめるも全く懲りず呆れるばかり。その後、ひろみさんが静江さんと涼子さんに挨拶すると、「ひろみはひ孫を見せられてほんと祖母孝行よね」と涼子さんに嫌味を言う義姉たちにひろみさんが反論するも涙ぐむ涼子さんを見て、「この場で責めるようなことするなんて・・」と怒りがこみ上げた静江さん、本当になんて失礼な義姉たちなのでしょう!謝られても許せる気が全くしませんよね。

※ストーリーは実話を元にしたフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ
在宅デザイナーの主婦です。息子と夫、そして猫と暮らしています。

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