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遺産分けに上機嫌「遺言書も書いたらしいから文句言っても無駄よ」ご満悦で帰宅。義母の遺産騒動|ママ広場マンガ

  • 2025.10.24

妻静江さんは完全同居している義母トキさんの介護をしていましたが、ある日義母の食事を介助していると、突然「ありがとうねぇ・・」と言われ、サラッと受け流した静江さん。義母の死期が近いことを察し、夫吉雄さんに、吉子さんと吉美さんの義姉2人を呼ぶように頼みました。思えば20年前、義父が亡くなったのをきっかけに吉雄さんが義姉たちに詰め寄られ義母と同居することに。ケンカもしつつ仲良くなった義母が、義姉たちに責められる静江さんを庇ってくれたこともあり、「そんなお義母さんがもうすぐいなくなる」と寂しい思いがこみ上げました。そして週末、家にやって来た義姉たちは義母そっちのけで遺産の取り合い。静江さんが義姉たちに呆れていると「私が遺すものについて話すからアンタは部屋から出てて」と言われ、「実の娘は特別なのかしらね・・」と寂しくなりました。

「遺産について有意義な話だった」と部屋から出て来たご機嫌な義姉たち

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義母に義姉たちを会わせてあげてと夫にお願いし、週末やって来た義姉たちは、「ちゃんと食べさせてるの!?」「介護もまともにできないの!?」と散々な口ぶり。さらに遺産の確認ばかりしている義姉たちを見て呆れていると、「2人に話したいことがあるからアンタは部屋から出てて」と義母に言われ、「やっぱり実の娘は特別なのかしらね・・」と寂しくなりました。

「姉さんたちは?」キッチンに戻った私に夫がそう言い、「お義母さんと遺産について話してるみたい」と答えるしかありませんでした。

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それから少しして、義母の部屋から出て来た義姉たち。
「フフフ、遺産についての話はまとまったわ」「ねぇ、とっても有意義な話だったわよね」と2人ともウキウキ。そんな姉たちを夫が黙って見つめていると、

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「吉雄、あなたの取り分はこの家と仏壇ね。長男なんだから、お墓の維持も含めてしっかり頼むわよ」吉子さんがそう言うと、「現金は、姉さんと私で分けることにしたわ。母さんの着物やなんかも私たちで分けるから」吉美さんがお茶をすすりながらそう言い、「そんな、勝手に・・」と夫は動揺。

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「何よ、母さんの頼みなんだからいいでしょ」「そうよ。まさか静江さん・・あなた遺産を狙ってるの?それを吉雄に言わせてるんじゃないでしょうね?」義姉たちに責められ、「私は何も・・お義母さんのお考え通りに従いますから・・」と答えると、

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「決まりね。お母さん、遺言書も書いたっていうから、後で文句言っても無駄よ」そう言うと、義姉2人は上機嫌で帰って行きました。

「娘に遺すものの話をするからアンタは部屋から出てて」と言われ少し寂しくなった静江さん。すると部屋から出てきた義姉たちは満足そうに遺産の話を始めました。吉雄さんには家と仏壇、現金と着物などは義姉たち2人で分けると言われ、吉雄さんが動揺していると、静江さんが遺産を狙ってるのでは?と静江さんに疑いが。静江さんが義母の考えに従うと言うと、上機嫌で帰って行った義姉たちの行いを、お天道さまはきっとしっかり見ていますよね。

※ストーリーは実話を元にしたフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ
在宅デザイナーの主婦です。息子と夫、そして猫と暮らしています。

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