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【ドンキ新作】フライドポテト弁当に“飲めるサンドイッチ”!?秋の「偏愛めし」をグルメライターが正直採点してみた

  • 2025.10.22

「みんなの75点より、誰かの120点」を目指し、誰かの“好き”にとことん振り切った美味しさを追求したドン・キホーテの弁当・総菜ブランド「偏愛めし」。「なんでそこにこだわった!?」と首を傾げるほどの突き抜けた商品が、良い意味で“狂っている”と度々SNSで話題になります。そんな「偏愛めし」から、この秋も個性的な新商品が続々と登場していますよ!今回はグルメライターが独断でピックアップした9月~10月発売の「偏愛めし」の中から、SNSで話題のコーンポタージュしみしみサンドや謎のポテト弁当など3商品を正直レビュー!

ヘルシーさゼロ!これってアリ?!な「愛しのフライドポテト弁当」

愛しのフライドポテト弁当 ¥430
464kcal

個人的おすすめ度 ☆☆★

まず最初にご紹介するのは、ご飯・フライドポテトオンリーな超偏食系弁当。

パッケージには、「フライドポテトでご飯は普通でしょうが!週7食余裕と豪語するもはや依存症の社内のあの娘に捧ぐ!愛しのフライドポテト弁当」と書かれています。なるほど、ドンキ社内にフライドポテトを愛してやまない女性社員がいるっていうことですね。筆者もフライドポテトは大好きなんです。そして米も同じくらい大好き……だけど一緒に食べるのは違う気がする!……という否定的な気持ちを覆してくれるミラクルな弁当なのか!?期待をこめてパッケージオープン。

ポテト3種にパセリがかかったごはんのみという潔い構成。ポテトは、小さめのハッシュドポテト、細めのフライドポテト、皮付きウェッジカットのフライドポテトの3種が入っています。

おそらく、ポテト好きの中でもいろいろな派閥があるということを知り尽くし、「すべてのポテト愛好家に刺さる弁当」という強いこだわりから生まれた構成だと推測されます。とはいえ、3種類もいらないのでは(笑)。

ポテトには特に凝った味付けはなく、少し塩味が強めです。ごはんと一緒に食べてみたのですが、残念ながら別々のほうが美味しく感じる……というのが正直な感想。ポテトだけで食べ続けると飽きがくるため、添えてあるケチャップをつけながら食べるのがおすすめ。

チーズやソースなどでいろいろとアレンジしたい衝動に駆られますが、余計なトッピングは「ポテトとご飯のみ」という偏愛コンセプトを崩すことになるので我慢!ポテト好きにはたまらないお弁当かもしれませんが、個人的には刺さらなすぎる商品でした(笑)。

ねっとり濃いコンポタが沼る旨さ「コンポタ染みっ染みサンド」

コンポタ染みっ染みサンド ¥322
269kcal

個人的おすすめ度 ★★★

続いてご紹介するのは、コーンポタージュの濃厚な味わいが楽しめるというサンドイッチ「コンポタ染みっ染みサンド」。

濃厚なコンポタにパンをひったひたに浸して食べる、あの幸せをサンドイッチで表現したという究極の偏愛めしです。パッケージには、「粉が溶け残ったねっとり濃ゆ~いコンポタでパンをひたひたにしたい君に捧ぐ!コンポタ染みっ染みサンド」と書かれています。コンポタ好きの筆者としては、めちゃくちゃ刺さるキャッチコピー。

軽くトーストされたパンに、たっぷりとペースト状になったコーンたっぷりのコーンポタージュが挟まれています。このまま食べるのももちろんアリなのですが、30~40秒ほど軽くレンチンして食べるのがおすすめ!

とろ~りなめらかなコンポタがあふれ出してきて、これはもはや飲めるサンドイッチ……!塩味のバランスも絶妙で、いくらでも食べられてしまいそうな沼る味わい。コーンの粒感もアクセントになっていて最高です。濃厚なのにそこまでカロリーも高くないのも嬉しいところ。

甘い&しょっぱいが織りなす無限ループが中毒性アリ「メープル肉肉サンド」

メープル肉肉サンド ¥430
491kcal

個人的おすすめ度 ☆★★

「甘い」と「しょっぱい」の禁断の組み合わせが楽しめるという「メープル肉肉サンド」。

コンポタ染みっ染みサンド同様に軽くトーストされたパンに挟まっているのは、美味しそうな光沢を放つメープルシロップゼリーとスパイシーなパティ。

手に取るとずっしりとした重みを感じます。

約40秒ほどレンチンすると、メープルシロップが溶け出しパンや肉にじゅわりと絡みつき背徳感マシマシなサンドイッチに!口に入れた瞬間、まず舌を襲うのはメープルの濃密な甘さ。その直後に肉の塩味とスパイシーさが追いかけてきます。これは、想像以上にアリ!

甘さが肉の旨みを引き立て、塩気が甘さをリセットする。まさに、甘い&しょっぱいが織りなす中毒性高めの無限ループ!スパイシーパティはつくねのようなギュッと詰まった食べ応えで、食べた後の満足度も高かったです。

今回実食した「偏愛めし」の新作も「みんなの75点より、誰かの120点」を体現した3商品でした。正直なところ、「愛しのフライドポテト弁当」のように、筆者の“偏愛”の範囲外で刺さらない商品も中にはありましたが、それを含めて偏愛めしの潔さを感じてしまいました。アタリもハズレも含め、常に驚きを提供してくれるドンキの「偏愛めし」。次はどんな面白い商品が出てくるのか、期待せずにはいられません!

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