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私は親にしっかり育ててもらったんだ… あの時のことは恨んでいるけど【家族がしんどかった話 Vol.26】

  • 2025.11.10

■これまでのあらすじ

姉の中学受験をキッカケに、反抗期が始まったくらと母の間に大きな溝ができてしまう。母に期待しなくなり、家族と顔を合わせない小6~中学生時代、自立を目指してバイトをしまくってお金を貯めた高校生時代、親のお金と労力をむさぼった大学生時代、そしてひとり暮らしを始めたことで母のありがたみを初めて感じるようになった社会人時代…。くらの反抗期は長く続き、大人になってやっと自分が当たり前に親のしてくれることを受け取っていたんだなと思うのだった。

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小6から社会人まで続いた! 私の反抗期ダイジェスト【家族がしんどかった話 Vol.25】
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家族がしんどかった話
家族がしんどかった話

■何も言わずやってくれていた母

■ちゃんと育てられていたんだ

■どんなふうに話せばいい?

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実家に帰るキッカケができた! 後押ししてくれたのは…【家族がしんどかった話 Vol.27】
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子どもの頃母との関係がしんどかった… 自分が親になって思うこと【家族がしんどかった話 Vol.1】
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家族がしんどかった話
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私が口をきかなくなった後も、母は洗濯もしてくれて、夕飯も作ってくれていたんですよね。

で、私との付き合い方を母も考えたのか、良い意味で放っておいてくれて、夜帰りが遅くなるとメールだけしてきたり、言えばお金は出してくれるみたいな感じでした。

社会人になっていろいろなことを自分でしなければいけなくなって、塾に通わせてくれたことも洗濯をしてくれたことも夕食を毎晩作ってくれていたことも当たり前に享受していたなと…。

もっと感謝しなくちゃいけないことだったんだな、と思うようになったわけです。

それに小4までは普通に母のことが大好きだったわけで、泣いている時に抱っこしてもらったこととか、良い思い出もたくさんあります。

でもやっぱり子どもの時に言われた嫌なこと、傷ついたこともしっかり残っていて、そして10年の反抗期間は親と普通に話す術を忘れるには十分な期間で…。

今さらどんなふうに普通に話せばいいかわからない状態でした…。

(くら)

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