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実は多い「マタニティマークに気付いて席を譲る」学生たち SNS「笑顔で声をかけてくれた」「男子大学生が慌てて…」感動エピ続々

  • 2025.10.18
「学生が席を譲ってくれた」意外と多い?
「学生が席を譲ってくれた」意外と多い?

公共の場などにおいて、妊婦であることを周囲に知らせることができる「マタニティマーク」。電車やバスで移動している人の中にも、かばんにマタニティマークをつけている女性を見かけることがあります。マタニティマークをつけていることによる周囲の反応について、SNS上の意見を探りました。

小学生に席を譲ってもらい…

マタニティマークをつけていたことで「席を譲ってもらえた」という声は比較的多く上がっており、中でも意外とみられるのが「学生が譲ってくれた」というケース。「高校生の女の子が笑顔で声をかけてくれた」「目の前に立っていたら、男子大学生がマタニティマークに気付いて慌てて立ち上がってくれて、申し訳ないくらいだった」など、ほっこりするエピソードも。中には小学生に席を譲ってもらい、「感動した」という人もいました。

また、「自分が妊娠中に席を譲ってもらえたときにすごく助かったから、次は同じ立場の人を助けたいと思えるきっかけになった」という声も多数寄せられるなど、思いやりの輪が広がっているようです。

マタニティマークは、周りから見ても分かりやすいサインになっていて、つけていないと妊娠中かどうか判断が難しく、席を譲ることを迷う人も少なくありません。特に妊娠初期は吐き気などのつわりが始まりますが、まだおなかの膨らみは目立たない時期。周囲にマークが見えるようにつけていた方が、迷っている人も声をかけやすくなるはずです。

なお、わかもと製薬(東京都中央区)が2023年に実施した調査では、電車内でマタニティマークをつけた人が立っていたら「席を譲る」と答えた人は全体の79%。「(自分が)優先席に座っていたら譲る」という回答を含めると、94%の人が「席を譲る」と回答し、実際に「席を譲ったことがある」人は54.9%と過半数を上回る結果でした。

また、「譲ったことがない」と答えた879人中の471人は「妊婦さんが近くに立つ状況がなかったから」という理由でしたが、中には「マタニティマークの存在を知らなかったから」という回答も。今後マークの認知度がさらに高まれば、妊娠中の女性に席を譲る人も増えていくでしょう。

妊婦にとって大きな安心につながるマタニティマークを通して広がる、小さな思いやり。優しさが連鎖していくことで、社会全体がもっと過ごしやすい場所になっていくといいですね。

妊娠経験のある女性の皆さん、「マタニティマーク」をつけていたときの思い出深い経験はありますか?

オトナンサー編集部

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