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【低山ハイキング】秋におすすめ!東京近郊で初心者が気軽に楽しめる低山3選

  • 2025.10.19

低山とは標高が1000m以下の山を指しており、初心者でも気軽に散策を楽しめることから最近話題を集めています。今回は登山好きの旅ライターがおすすめの低山を3つご紹介します!秋の日帰り旅行にも最適なのでぜひ参考にしてみてくださいね。

低山の特徴や魅力は?登山をしたことがない初心者でも楽しめる?

高尾山の山頂の景色!自然豊かな眺望を楽しめます

まずは低山の特徴や魅力について簡単にお伝えしていきます。 低山の魅力はなんといっても気軽に自然を満喫できるところ!ロープウェイやケーブルカーなどが設置されている低山を選べば、コースタイムも大幅に短縮できるため、登山を経験したことがない方でも安心して散策できます。山頂の付近だけをのんびりとウォーキング……という、体に負担がかかならい散策スタイルもあり!山頂やロープウェイの近くには名物グルメを堪能できる場所も多く、寄り道が楽しめるのもうれしいポイントです。

スニーカーでの散策も可能ですが、登山道を歩く場合は登山靴などの装備をしっかりと!

とはいえ、行き先が「山」であることもお忘れなく。ロープウェイなどを使う場合でも、動きやすい服装や靴底がしっかりとしたスニーカーを着用して出かけるのがベストです。もしハイキングに慣れて登山道を経由して山頂を目指す場合は、足にフィットした登山靴やレインウェアなどの装備をととのえた上で計画を立てましょう。

おすすめの低山【1】都心からもアクセス良好!「高尾山(標高599m)

新宿から最短45分!簡単にアクセスできるのがうれしい高尾山

東京近郊の山といえば、まず高尾山を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。新宿から最短で45分程度で到着できるアクセスの良さが大きな魅力!半日あれば十分散策も楽しめるので、忙しい方でも気軽に訪れることができますよ。

標高 約599mの高尾山。晴れた日は眺望の良さも魅力です

高尾山の山頂への行き方はケーブルカー、リフト、登山道の3通り。ケーブルカーとリフトは山の中腹までアクセス可能で、そこからゆっくり歩いて約1時間で山頂に到着します。ケーブルカーのほうが乗車時間は短いですが、リフトには開放感が味わえるというメリットも!その日の天候や気分で選ぶのもおすすめです。 高尾山の標高は約599m。「そこまで高くない?」と思いますが、山頂からは絶景が見渡せます。丹沢方面の山々や秩父地方、南アルプス方面など、方向によって見える景色が変わるのでぜひさまざまな場所から眺めてみてください。晴れた日には富士山が見えることも!?

高尾山名物のおやつといえば「天狗焼」!

高尾山でぜひ食べたいイチオシのスイーツはこれ!
ケーブルカー乗り場の近くにある「天狗焼」です。実は高尾山と関係が深い天狗。それをモチーフにした和菓子です。生地の食感はパリパリで、中身は黒豆のあんがたっぷり。程よい甘さで食べ応えも抜群です。1個200円で、持ち帰りも可能なのでお土産にもぴったりです♪

おすすめの低山【2】パワースポットとして有名「御岳山(標高929m)」

御岳山の山頂にはパワースポットの「武蔵御嶽神社」が!

東京都青梅市の奥多摩エリアにある御岳山(みたけやま)。古くから霊山として信仰されており、山頂には紀元前91年に創建された歴史ある「武蔵御嶽神社」があります。厄除けに力強いパワーがあり、参拝目的のために訪れる方も多いのだとか。神社に向かう道のりも自然に囲まれており、清らかな空気を感じることができます。

ケーブルカーの車窓からも雄大な景色を眺められます

山頂へのアクセスにはケーブルカーを使用します。そこから徒歩30分ほどで神社まで到着できますよ。神社の階段が少しだけ大変ですが、そのほかはなだらかな道が多くゆっくりと散策できます。参拝のあと、もし体力に余裕があれば「ロックガーデン」と呼ばれる美しい苔が見られるスポットや、御岳山の東側にある日の出山(標高929m)に向かうのもおすすめのルートです。

御岳山から温泉に向かう登山道ルートもおすすめ

筆者は日の出山を経由し、最後に温泉に入るルートがお気に入り!「つるつる温泉」という名前で、その名の通りお肌がつるつるになれる日帰りの入浴施設なんです。地元では美人の湯としても有名とのことで、疲れた体を癒しつつ美肌も期待できるかも?!(笑) この「つるつる温泉ルート」は全長で約7kmのコースですが、下り坂がメインで足腰への負担が少ないのがメリット。歩きがいもあります!ただし、途中から本格的な登山道になるのでしっかりとした装備で行くのがおすすめ。散策に慣れてから計画するのもいいかもしれません。

おすすめ低山【3】関東平野の絶景が楽しめる「筑波山(標高877m)」

関東平野を一望できる茨城県の筑波山

日本百名山のなかでも最も標高が低い山として知られる、茨城県の筑波山。男体山(標高871m)と女体山(標高877m)の2つの峰ががあり、ケーブルカーもしくはロープウェイを利用すればどちらにも簡単にアクセスできます。周囲に眺望をさえぎるものが何もないので、山頂からは360度どこから眺めても関東平野を一望!近年では夜景鑑賞スポットとしても注目を集めているそうです。

山頂まではロープウェイもしくはケーブルカーを利用できるのでスムーズ!

山頂までのルートが豊富なのも筑波山の魅力です。ケーブルカーを利用すると男体山、ロープウェイを利用すると女体山へのアクセスがしやすくなります。もし両方めぐりたい場合は、往路と復路で別々の手段を使うと、違う景色を楽しめますよ。ほかにも整備された登山道もありますので、植物の鑑賞をしたい方や登山目的の方はこちらを選ぶのもおすすめ。

筑波山の名物グルメ!具だくさんの「つくばうどん」

筑波山の山頂グルメといえば!こちらの「つくばうどん」です。
地元産の食材をたっぷりと使用したうどんで、「つ」はつくね、「く」は黒野菜(しいたけやゴボウなど)、「ば」はバラ肉を意味しています。スープの味や出汁は店舗により異なるので、どのお店で食べようかなと考えるのも楽しみのひとつ!ケーブルカーの山頂駅を中心に、いくつか食堂がありますのでぜひ食べ比べてみてくださいね。

【まとめ】低山で気軽にリフレッシュ!これからの季節は紅葉も見頃に

低山の山頂も眺めは良好!気持ちのいい空気のなかでリフレッシュしてみませんか?

東京からアクセスしやすい低山を3つ紹介しました。
気軽に自然とふれあうことでリフレッシュ効果を得られるほか、散策のルートしだいでは足の筋力アップにもつながります。11月以降は関東の紅葉も見頃を迎えるので、美しい景色を鑑賞しながら散策できる可能性も!自分の体力に合わせた行程でぜひゆっくりと楽しんでみてくださいね。 撮影・文/丹下紋香

この記事を書いた人 丹下紋香

生活情報誌やムック本を中心に、旅行・お出かけ関連の記事を執筆しています。趣味はひとり旅で、最近は台湾を周遊するのがマイブーム。マイルやお得な割引を活用して弾丸旅行を楽しんでいます!

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