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わざと切られたお気に入りのシュシュ…小1娘の心が傷つくできごと|小1の娘がいじめに遭いました

  • 2025.10.16

主人公・かえでの小学1年生の娘ななは、同級生えいこから陰湿ないじめを突然受けるように…。筆箱の中の鉛筆をボロボロにされるだけでなく、大好きなシュシュを切られたことに、母・かえでは衝撃を受け…。『小1の娘がいじめに遭いました』をごらんください。

筆箱の件以降、担任から何の説明もないまま時間がすぎていました。そして翌週の水曜日、ななのお気に入りだった水色のシュシュがハサミで切断された状態で見つかる事件が発生。母・かえでの怒りは頂点に達します。

まさか報復されるなんて

ママリ

私の不信感と不安は、翌日の水曜日に、最悪の「報復」という形で現実のものとなった。

水曜日は朝から気温が上がる予報だったので、私はななに「今日は暑くなるから、髪を結んで行った方がいいよ」と声をかけたの。ななは「うん!」と元気よく返事をして、大のお気に入りだった水色のシュシュを選んだ。

それは、私と2人でショッピングモールに行ったときに、ななが自分で選んだもの。買ったばかりで、まだ1度しか使っていなかった。ななは「体育の時は汚れちゃいそうだから外そうかな」なんて言い出して、おしゃれだなとほほえましく送り出したのに…。

夕方、ななが帰宅した時の顔は、月曜日の時とはまた違った種類の、感情が抜け落ちたような無表情だった。何か言いたいことがあるのに、言葉が喉に詰まっている、そんな顔。

切られたシュシュ

ママリ

「なな、おかえり。どうしたの?」

ななは静かに首を横に振った。そして、自分の部屋に入ると、ランドセルから筆箱を取り出すのと同じくらい、ゆっくりと、恐る恐る、ある物を取り出した。

「ママ…これ」

ななの小さな手に握られていたのは、あの水色のシュシュ。でも、それはもう、あの時のきれいな形をしていなかった。ゴムが、ハサミか何かで、中央からスパッと切られていた。まるでただの布切れのようになってしまっていた。

「どうしたの、これ!」私の声が裏返った。

ななは泣き出しそうな声で状況を説明してくれた。

「体育のとき、シュシュを外して、机の上に置いておいたの。それで、戻ってきたら……机の上に、この状態で置いてあった」

えいこがやった、とはっきりとは言わなかった。でも、月曜日に担任から叱られたえいこからの、無言の、そして陰湿な「報復」に間違いない。そう確信する理由もあった。

その日の体育の時間、えいこちゃんは紅白帽子を忘れたと言って、いったん教室に戻ったと聞いていたからだ。誰にも見られないように、誰もいない隙に、無言のプレッシャーを与えるかのように、机の上に置いていく。その手口に、背筋が寒くなった。

担任の対応に不満がある

ママリ

私はすぐに担任の先生に電話をしようと受話器を取った。職員室の電話に出た先生に「担任の先生はいらっしゃいますか?」と尋ねた。返ってきた言葉に、私はショックを受けた。

「担任は研修のため、数日間は不在の予定なんですが…」

先生は学校にいないなんて。学級でこんなことが起きているのに、事態を周囲の教員や親に報告もせず、不在にしているというの?研修は先生にとって大切な仕事であることはわかるけれど、ななの状況への配慮のなさには怒りしかわかなかった。

切られたシュシュは、ななの心を再び断ち切られた証拠そのものだった。

あとがき:陰湿な報復と、不在の担任への怒り

被害が「報復」という形で繰り返されたことに、怒りで体が震えます。筆箱の件で「これ以上はさせない」と誓った直後ですから、かえでさんの絶望は計り知れないでしょう。お気に入りのシュシュが、無言の圧力のように机に置かれている光景は、本当に陰湿で背筋が凍ります。しかも、この最も重要な局面に、頼りにしていた担任が「出張で不在」だなんて、あまりにも無責任。この時、親が「自分で動くしかない」と覚悟を決める瞬間ですよね。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

著者:ゆずプー

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