お茶とケーキを優雅に楽しめるカフェ♪金沢・橋場町近くの「茶室小雨」

JR金沢駅から南東にある橋場町エリア。文豪の屋敷跡や昭和初期の元銀行、老舗和菓子店など、賑わいを見せた落ち着きあるエリアからほど近い場所に、非日常の旅時間をさらにゆったりと落ち着いた時間に変えてくれる、エレガントな雰囲気のカフェ「茶室小雨」があります。 こちらは、東京にある「from afar」や「菓子屋シノノメ」の系列店で、厳選された香り高いお茶と手づくりの上品なお菓子が楽しめるカフェです。

ひがし茶屋街から兼六園下へと続く百万石通り沿い。橋場町三差路近くにある「茶室小雨」は、2019年に東京・蔵前で開業し、2023年金沢へ移転オープンしました。

温もり感じる木のテーブルに、グリーンカラーのチェアが相性良く、ヨーロッパにあるような正統派カフェやレストランのように洗練されています。アーチ状の棚や天井高で余白のある空間から醸しだされる穏やかな時間は、居心地の良さを感じさせます。

香りを確かめて飲みたいお茶をセレクト

店名の「茶室」らしく厳選されたお茶が用意されています。紅茶に、台湾や中国のお茶、ハーブティーにフレーバーティーは、フランス・リヨンに本店を構える紅茶専門店CHA YUANやニューヨーク発の紅茶専門店HARNEY & SONS、アメリカのティー文化の再興に尽力したSMITH TEAMAKERなど、国内外のティーメーカーからセレクトしています。イートインなら、本日のお茶4種類、ミルクティー3種から選べます。

この時期、試してみたいのは、ホット・シナモン・スパイス。HARNEY & SONS人気No.1フレーバーで、砂糖を入れなくとも、甘くとてもスパイシーで香りがよい一杯です。

金沢移転してから、コーヒーのメニューが加わったそうで、系列店の蔵前にある半月焙煎研究所のコーヒーがいただけます。昔ながらの喫茶店のコーヒーをイメージした深煎りコーヒーで、酸味が少なく飲みやすい味わいです。

イートインのお菓子は金沢で毎日手づくり

茶室小雨の代名詞的存在、スポンジケーキに季節のジャムを挟む、ヴィクトリアケーキはもちろんですが、おすすめは季節のショートケーキです。シンプルにメロン×生クリームもあれば、アールグレイ×桃、キャラメルクリーム×洋梨、鉄観音茶×いちごといった組み合わせも楽しいショートケーキが、約1か月ごとに変わり楽しめます。濃厚なチーズケーキや硬めの昔ながらのプリンなどもありますよ。

金沢へ移転時の新作メニューはティラミス。半月焙煎研究所のコーヒーを使用してゼリーにして、その上にはイタリア産のマスカルポーネを使用したチーズクリームに、マルサラ酒を合わせて、食感のアクセントはクランブルです。甘さとほろ苦さを楽しめる大人のスイーツが味わえます。

お気に入りのお茶や焼き菓子をおみやげに

お店に到着したら、まずはお茶やスイーツを決めて、お支払いをしてから席へ着くスタイル。そのカウンターの上には、東京・蔵前のシノノメ菓子店から取り寄せるクッキーなど焼き菓子があるのでおみやげに。東京ではなかなか買えない方も、ここなら好みの種類が手に入るかもしれません。

「茶室小雨」は、ひがし茶屋街と金沢城公園・兼六園の間にあり、休憩に立ち寄れるちょうどいいロケーションです。長居する地元の方も多いという優雅で和めるカフェなので、旅の途中で緊張している気持ちを、すっと静めるようなこちらに立ち寄ってパワーチャージはいかが。洗練された空間で、こだわりのスイーツでいお茶時間を楽しんでください。