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伝統の箱根駅伝にキティちゃん参戦?山梨学院大学とサンリオの異色コラボにSNS「ベストユニフォーム賞」の声

  • 2025.10.10

「キティちゃんが箱根路を駆ける!」山梨学院大とサンリオが異例のタッグ

山梨学院大とサンリオが異例のタッグ※画像:駅伝のイメージ
山梨学院大とサンリオが異例のタッグ※画像:駅伝のイメージ

大学駅伝界の強豪、山梨学院大学陸上競技部(長距離)が、人気キャラクター「ハローキティ」で知られるサンリオとスポンサー契約を締結したことが、大きな話題を呼んでいます。この異例のパートナーシップは、2025年10月9日にチームの公式Xアカウントで発表され、瞬く間に注目を集めました。

学生スポーツ初のスポンサーシップ

特筆すべきは、サンリオが学生スポーツチームとパートナーシップを結ぶのが今回が初めてという点です。世界的キャラクター企業と伝統ある大学陸上競技部の組み合わせは、スポーツ界のみならず、広範な層からの関心を集めています。

今回の契約の背景には、サンリオの創業者である辻信太郎氏が山梨県出身という地元との深いつながりがあります。地元との縁を大切にし、地域を盛り上げたいというサンリオ側の思いと、数多くのオリンピアンを輩出してきた山梨学院大学の確かな実績が結びついた形です。ユニフォームには、誰もが知るハローキティのロゴがデザインされ、10月18日開催の箱根駅伝予選会で初お披露目となります。

「サンリオを箱根路で輝かせたい」チームの熱い決意

山梨学院大学は、この新たなパートナーシップを追い風に、2026年1月の箱根駅伝本戦シード権獲得を目指しています。弓削征慶キャプテンは、「サンリオを箱根路で輝かせたい」と力強く語っており、チーム一丸となって予選会に臨む決意を示しています。

サンリオは近年、オリンピックスケートボーダーの西矢椛選手やパラアルペンスキーの村岡桃佳選手、卓球の平野美宇といった個人アスリートへの支援を拡大しており、今回の提携も「親しみやすさ」や「国際性」をスポーツ分野に広げる戦略の一環と見られています。日本の文化的なイベントである箱根駅伝という舞台で、伝統とポップカルチャーが融合することで、幅広い世代に「笑顔」を届けることを目指しています。

SNSでも活発な反響、「ベストユニフォーム賞」の声も

このサプライズ発表は、SNSでも活発な反響を呼んでいます。チームの発表投稿には、「キティちゃん、かわいい」といったファン層からの好意的なコメントや、「今期ベストユニフォーム賞差し上げたいです」とデザインをユーモアを交えて称賛する声が寄せられました。中には、「山梨シルクセンター」というサンリオの元社名にちなむ歴史的なつながりを指摘するコメントもあり、多角的な視点から話題が広がりを見せています。メディアもこのニュースを大きく取り上げ、トレンドの一つとなっています。

伝統的な駅伝という競技に、ポップで国際的な要素が加わる今回のコラボレーション。地元山梨県との結びつきを強化する意義も大きく、予選会での「キティちゃんユニフォーム」のお披露目と、チームの快走に注目が集まっています。チームとサンリオの取り組みが今後どのように発展していくのか、ファンの熱い応援とともに見守られることでしょう。

(LASISA編集部)

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