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【石破首相】が任期中、プロフィル欄でも公式サイトでも “不記載” にしていた重要事項…「人間性が見える」 有権者たちは気づいていた

  • 2025.10.10

残り任期は約10日?

川崎市内の子育て支援施設を訪れ、子どもと触れ合う石破茂首相=2025年9月26日(時事、代表撮影)
川崎市内の子育て支援施設を訪れ、子どもと触れ合う石破茂首相=2025年9月26日(時事、代表撮影)

2025年10月20日以降に召集される臨時国会で、新首相が選出されるのに併せて退任することになる石破茂首相。任期残りわずかとなった石破首相について、X(旧ツイッター)上ではその“功罪”を振り返る議論が活発に行われています。その中で、石破氏が自身の公式アカウントのプロフィル欄についぞ記載することがなかった「ある重要項目」を指摘する投稿に賛同の反応が集まりました。

とあるXユーザーが同月8日にアップした投稿は、石破首相公式アカウントのプロフ欄のスクリーンショットを添えて「結局、総理大臣の肩書きは入れなかったな、ゲル(※)。」と記したもの。この投稿は同氏の支持者らを中心にじわじわと拡散され、10日(金)0時現在、約100万回の閲覧回数を記録しています。他ユーザーらからの反応は好意的なものが目立ち、「謙虚な人間性が見える」「こういうところも好きです」「奥ゆかしいわあ」「泣けますね」などのコメントが多数。また「菅(義偉元首相)さんも岸田(文雄前首相)さんも第〇〇代内閣総理大臣って肩書入れてるのに」「石破さんらしいですね」と、直近の首相経験者らのプロフ欄と比較する声もありました。

また別のユーザーは、ある学校の同年春の入学式に石破氏から送られた電報の画像をアップ。差出人の署名に「内閣総理大臣 石破茂」ではなく「衆議院議員 石破茂」と記されていたことに触れ、「石破さんは総理大臣になりたかった人ではなく、やるべきことをするために総理になった人」と評しました。

石破氏の人柄に触れるこうした投稿に対しては、少数ながら「傀儡(かいらい)に過ぎないことを自覚していたんだな」「(プロフ欄を変更するのが)面倒くさかっただけじゃないの?」といった批判的な意見も見られましたが、全体としては肯定的に捉える反応が大勢を占めています。

LASISA編集部が確認したところ、2025年10月9日現在、石破氏の個人サイト内にも「内閣総理大臣」の肩書は見当たらず。「石破茂の略歴」というページには「生年月日 昭和32年2月4日生」「昭和54年4月 株式会社三井銀行入行」「昭和61年7月衆議院議員当選」などの経歴が記載されていますが、最新の1行は「令和3年10月 衆議院議員当選」で終わっています。

石破氏は同年元日、自身の公式YouTubeにアップしたショート動画で、次のように語っていました。

「衆議院議員 石破茂です。……本当は内閣総理大臣と言わなきゃいかんのですけど、4か月目に入ってもこの言い方は慣れませんね。一衆議院議員であるという原点は忘れちゃいかんのかなあという風に思っております」

通算在職日数375日(同月10日時点)を数えた石破首相。あと10日ほどでその任期を終える見通しです。

※ゲル:石破氏の、本人公認のあだ名

(LASISA編集部)

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