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69歳の現役監督が死去…今年6月から世界的名門クラブを指揮も、前立腺がんが悪化

  • 2025.10.10
69歳の現役監督が死去…今年6月から世界的名門クラブを指揮も、前立腺がんが悪化
69歳の現役監督が死去…今年6月から世界的名門クラブを指揮も、前立腺がんが悪化

Text by 石井彰(編集部)

アルゼンチン1部のボカ・ジュニオルスを率いていたミゲル・アンヘル・ルッソ監督が、8日の夕方に死去したことが確認された。

ルッソ氏は1956年生まれの享年69歳。今年ボカの監督に3度目の就任を果たしていたものの、2週間前から体調の悪化のために職務から離れていた。

メディアでは前立腺がんの再発に加えて尿路感染症を患っていたと伝えられており、10月3日から入院していたという。そして10月8日に自宅で死去したとのことだ。

彼は2017年に前立腺がんを患っていることが発覚したものの、化学療法を受けながらも当時率いていたミジョナリオスをリーグ優勝に導き、病気も克服。

その後アリアンサ・リマやセロ・ポルテーニョを率いたあと、2020年にボカ・ジュニオルスの監督に就任。コパ・リベルタドーレス優勝を成し遂げるなど鮮烈な結果を残し、ファンから大きな支持を受ける存在となった。

2021年に解任されてアル・ナスル、ロサリオ・セントラル、サン・ロレンソを率いた後、クラブワールドカップ出場を目前にしていたボカ・ジュニオルスに復帰していた。

選手としても1975年から1988年までエストゥディアンテス一筋にプレーしていた名ボランチで、アルゼンチン代表としても1986年ワールドカップの予選で招集されていた経験を持っているレジェンドだった。

ボカはルッソ氏の死に際し、「クラブは深い悲しみとともにミゲル・アンヘル・ルッソ監督の訃報をお伝えする。彼は当クラブに消えることのない足跡を残し、常に喜び、暖かさ、そして努力の模範となっていくだろう」と声明を発表し、「さようなら、愛しいミゲルよ」と述べている。

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