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【災害時の備えに】キャンドゥで発見!2種類の「もしもの時」LEDライトを実際に使ってみた!実力はいかに!?

  • 2025.10.4

キャンドゥで発見!気になる「もしもの時」のライト

右:「『もしもの時』の電池がいらないLEDライト」/¥1,100(税込み)、左:「もしもの時の 乾電池一本で点灯するLEDライト」/¥660(税込み)
右:「『もしもの時』の電池がいらないLEDライト」/¥1,100(税込み)、左:「もしもの時の 乾電池一本で点灯するLEDライト」/¥660(税込み)

少なく見積もっても、毎週以上の頻度で100均やプチプラに行く筆者。近所のキャンドゥにも足しげく通っているのですが、毎回電気小物のコーナーで気になっていたのが「もしもの時」のライトシリーズです。

筆者は「『もしもの時』の電池がいらないLEDライト」と「もしもの時の 乾電池一本で点灯するLEDライト」の2つしか見たことはないのですが、キャンドゥの公式ネットショップにも、どちらも掲載されていないので、そのほかのモデルがあるかは不明です。

そして、キャンドゥで買い物をする度に気になっていたわけです。とはいえ「『もしもの時』の電池がいらないLEDライト」税込み1,100円と千円を超える大物ですし、「もしもの時の 乾電池一本で点灯するLEDライト」も税込み660円と結構いい値段になっています。

比較的ライトやランタンをたくさん持っている筆者は「もしもの時」にしか、使わないライトに新たに投資する理由はみつかりませんでした。気になって好奇心を満たしたいという以外は……。

しかし、キャンドゥに行くたびに気になるのです。きっと筆者以外の多くの方も気になっていると、筆者は自分に言い聞かせました。皆さんに有用な情報を提供するためにも、ここは筆者が購入するしかないと考え、せっかくなので両方買ってしまいました。

商品名からもわかるように、どちらも「もしもの時」が来ない限り、基本的にいらないライトなのですが、このライトが筆者の家に、さらに追加されました。

手回し充電の実力は?「もしもの時」の電池がいらないLEDライト

「『もしもの時』の電池がいらないLEDライト」はランタンタイプのライトです。
「『もしもの時』の電池がいらないLEDライト」はランタンタイプのライトです。

「『もしもの時』の電池がいらないLEDライト」は高さ約18cm、直径8cmほどの円柱形のランタンです。発光部にはLEDライトが6個配置されており、いちばん上の傘のてっぺんには小型のソーラーパネルも装備されています。

とはいえ、もし単純にソーラーパワーで点灯するランタンであったら「もしもの時が夜だったらどうするんだ」と突っ込みたくなるところですが、ランタンの土台部分に、ハンドルが収納されているのが最大の特徴です。

本体に装備されたハンドルを回して発電します。
本体に装備されたハンドルを回して発電します。

このハンドルを人力で回して、ダイナモで充電する仕組みになっています。タイヤに駆動部分を接触させて発電する自転車のライトの手回し版です。さすがに、手回し発電だけでは筆者も購入しなかったと思います。

しかし「『もしもの時』の電池がいらないLEDライト」のパッケージには、ハンドルを時計回りに100回転させると約10分間点灯すると明記されているのです。過去に何度も手回し発電で痛い目にあっている筆者は、そんなに点灯するわけないと思いました。

ですが、逆にしっかりと明記されると、本当かどうかを確かめたくなるではないですか。そこで実際に購入して、確かめたわけです。1秒に2回転くらいが理想だというので、50秒かけて充電。そのあと何分くらい点灯するのかを計測しました。

最大で同時に6個のLEDを点灯させることができます。
最大で同時に6個のLEDを点灯させることができます。

6個あるLEDライトは6個全部点灯と半分の3個点灯が選べるので3個でテスト。10分経っても、多少は暗くなるものの、LEDライトは点灯を続けます。それどころか、15分が過ぎても光は弱くなりますが、完全に消えることはありませんでした。完全に予想以上。

また、ハンドルを回すのに必要な力もさほどのものではなく、50秒かけて充電、15分程度光るという感じであれば、面倒ではありますが、ひと晩くらいはなんとかなりそうです。災害などの「いざという時」にライトの電池が切れていることは十分に考えられるので、確かに手動でなんとかなるライトがあることは、とても強く感じます。

どの乾電池でもOK!「もしもの時の 乾電池一本で点灯するLEDライト」

「もしもの時の 乾電池一本で点灯するLEDライト」はハンドルまでが装備された典型的な懐中電灯形状。
「もしもの時の 乾電池一本で点灯するLEDライト」はハンドルまでが装備された典型的な懐中電灯形状。

「『もしもの時』の電池がいらないLEDライト」に対して「もしもの時の 乾電池一本で点灯するLEDライト」は1本ですが乾電池が必要です。ただし、この1本が単1形~単4形までのどれでもいいというのが最大の特徴になっています。

単1形~単4形までの乾電池のすべての対応している対応力がすごい。
単1形~単4形までの乾電池のすべての対応している対応力がすごい。

直径約8cm、長さ約8cmの円筒形の本体に取っ手の付いた、いかにも懐中電灯然としたスタイルで、電池ボックスを開けると単1形~単4形までの乾電池をそれぞれ収納できるスペースが確保されています。

最大で4本の電池を同時に収納できそうに思えますが、実際には複数の電池を入れると液漏れを起こす可能性があるので、必ず入れる電池は1本にする必要があります。単4形乾電池で約4時間、単3形乾電池なら約7時間点灯するので、テレビやエアコンのリモコンから乾電池が発見できれば、とりあえず朝までの明かりは確保できるというわけです。

我が家ではほとんど使わなくなった単1形乾電池や、年単位で見ることもなくなった単2形乾電池でも使えるのは、非常時はとても心強く感じます。乾電池なら、なんでもいいわけですから、家中を探したら1本くらいはあるのではないでしょうか。

縦置きにも対応したデザインなので、ランタン的にも使うことができます。
縦置きにも対応したデザインなので、ランタン的にも使うことができます。

また、テーブルの上などに縦置きできるデザインになっているので、ランタンのように使うこともできます。これから停電の際には「もしもの時の 乾電池一本で点灯するLEDライト」を囲んで家族で過ごすというシーンも想定されます。

ライトの点灯パターンについても、点灯(強)、点灯(弱)、点滅、消灯にプラスして、長押しでSOSモールス信号点滅する機能まで搭載しています。「もしもの時の 乾電池一本で点灯するLEDライト」を1台備えておけば、かなり安心できるといえます。

備えあれば憂いなし?2つのライトの本当の価値

もしもの時にも「大丈夫」と思えるのが最大のメリット。
もしもの時にも「大丈夫」と思えるのが最大のメリット。

ずっと気になっていた「『もしもの時』の電池がいらないLEDライト」と「もしもの時の 乾電池一本で点灯するLEDライト」を実際に試した筆者の感想は「思ったよりもずっと使える」といったものです。

「『もしもの時』の電池がいらないLEDライト」の手動充電は想像よりも、かなり効率的でしたし、ソーラー充電と併用すれば「もしもの時」にも、きちんと活躍してくれるでしょう。そして「もしもの時の 乾電池一本で点灯するLEDライト」が常備されているだけで、安心感は爆上がりです。

ですが、ブラックアウト、大規模停電の経験がある筆者でも、実際のところ「もしもの時」がきても「『もしもの時』の電池がいらないLEDライト」や「もしもの時の 乾電池一本で点灯するLEDライト」を使わないことを確信しています。

なぜなら、停電発生直後はおそらくスマートフォンのライト、そこからポータブル電源やモバイルバッテリーを利用したアウトドア用の各種ランタンといった、より高性能な灯りで過ごしているうちに、ほとんどの場合、停電が解消されてしまうから。

よほど追い込まれない限り「『もしもの時』の電池がいらないLEDライト」や「もしもの時の 乾電池一本で点灯するLEDライト」がメインのライトとして活躍することはないでしょう。そうとわかっていても、どんなにピンチになっても、2つの「もしもの時」ライトがあると思うと安心できるわけです。

そのため「もしもの時」の安心料と考えると、どちらのライトもかなりリーズナブルといえます。2つともいらないかもしれませんが、どちらか1つあると「もしもの時」も非常に安心なのでおすすめです。

(千秋)

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