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「どう落とし前をつけるんだ?」入居前日の“未清掃”に客が激高。突き飛ばされた不動産屋の「地獄の5日間」

  • 2025.10.17
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出典元;photoAC(画像はイメージです)

不動産賃貸の仲介・管理をしているマネーピラミッドです。

今から約15年前、1人の中年男性のお部屋をご案内しました。

とあるマンションの2LDKでしたが、退去前で室内が見られない、いわゆる『空き予定』物件だったため賃料・広さ・設備・立地などを考慮して申し込みとなりました。

いつも通りの仲介でしたが、管理会社の担当者のミスにより、とんでもないピンチを迎えることになってしまいました。

翌日入居なのにクリーニング手付かず

時期は4月後半だったため、室内クリーニング後の入居開始はゴールデンウィーク明けという日程でした。

自社物件ではなく、他社管理物件だったため、入居直前に鍵が送られてきました。

清掃完了後を見ていないので念のため室内を確認すると、なんと室内クリーニングが全く手つかずの状態。翌日入居という状況なのに、完全に未完了の状態で引き渡しとなってしまうことが確定してしまいました。

クリーニング完了は2週間後。管理会社の担当者は特に悪びれる様子もなく、これから手配しますとだけ言われました。

慌ててお客様に電話して状況を説明し、引っ越し時期を遅らせてもらうようお伝えしました。しかし、引っ越し屋を既に手配しているのに加え今の家も退去することが決まっていたため、クリーニング期間の2週間分のホテル代と、家具・家電などの荷物を預かっている引越し業者に支払う代金を負担することになってしまいました。

通常は管理会社の負担になりますが、進捗確認を怠った仲介責任を問われ、こちらに請求されてしまいました。

遅延にかかる費用を請求され、さらに怒号まで...

費用を負担するという話になってもお客様は納得せず『今すぐ何とかしろ』と憤慨されました。

お客様のあまりの剣幕に押されて一部荷物を搬入することになりました。

室内に入ると、お客様の仲間らしき人からいきなり突き飛ばされ『どう落とし前をつけるつもりだ?』と言われ現場が凍り付きました。

管理会社には、至急業者を呼んで清掃するよう依頼し、通常2週間かかるところを何とか5日で終わらせ、その後引き渡しを完了しました。

部屋を探すときの注意点

顧客目線で見ても、対応する営業マンによっては「なんだか頼りないな」「大丈夫かな…」と思う場面もあるかと思います。

もしトラブルがあった際、口頭では言った言わないの水掛け論になりがちですので、電話ではなくメールなど書面に残せるような伝え方が良いでしょう。失礼に当たらないようでしたら担当者を変更してもらうことも検討した方が良いかもしれません。

部屋探しの場合は頼れる営業マンが対応してくれるのが理想ですが、そうでなければ何社か問い合わせて自分にあった仲介会社を探すことも視野に入れないといけないかもしれません。今の時代はインターネットで探せるので、しっかりリサーチして良いお部屋で新生活を満喫しましょう。


ライター情報:マネーピラミッド

不動産業界歴20年。不動産賃貸の仲介・管理を経験。独学で1級FP技能士、CFP認定者、宅地建物取引士に合格。長年の現場経験と資格に基づく専門知識により、顧客の課題解決に積極的に取り組んでいます。