電車で「降りられない」問題、声をかける？強引に進む？ 300人調査で見えたそれぞれの“言い分”

日々たくさんの人々の移動を助けてくれている「電車」。通勤や通学、お買い物や友人とのお出かけなど、さまざまなシーンで利用している方も多いことでしょう。しかし、だからこそちょっとしたトラブルが生じてしまうことも多いようです。

SNSでしばしば「電車から降りようとしたら、出入口付近に立っていて動かない人がいたのだけど、こういう場合は、声を掛けるべきか、そのまま強引に進むべきか」というエピソードが話題になっています。

そこで今回は、電車から降りる時、出入口で動かない人がいたら、声を掛けるか否かについて調査してみました。それぞれの理由とともに詳しく紹介します。

「体が当たっても無言で強引に進む」という人の理由は？

「体が当たっても無言で強引に進む」という人の意見をご紹介します。

仕事前のことが多いので、あまり声を出したくない。コミュニケーションを取りたくないから。
（20代男性・会社員・大阪府）

声をかけること自体勇気がいるのと、どいてほしいことを言うと怒る人もいそうな気がするので怖いです。
（40代女性・東京都）

そもそも、出入口付近に立っている人は、その都度降りるのがマナーだと思うので、そういう人に声をかけると揉め事になる可能性もあり、無言で強引に降りるようにしています。
（40代男性・会社員・関東地方）

出入口でとても邪魔な位置にいるのが悪いと思う。とても迷惑な人だと感じるし、動かないのが本当に腹立つ。
（20代・会社員・東京都）

自分が邪魔になっていると気づいていない人にそれをわかってもらうように説明するのはめんどくさいので、黙って強引に降りてしまいます。
（30代男性・無職・関東地方）

降りたいという気持ちを行動に表して進む。今までそうしてきたし、声をかけると負けだと思うから。
（30代男性・会社員・東北地方）

イヤホンしていて聞こえてない人が多いので、無言で隙間から無理やり通って行きます。
（20代女性・専業主婦・大阪府）

他の人の流れに合わせて、強引に進んでいきます。誰かしらが声を上げるので便乗しています。
（40代男性・会社員・東京都）

次に、「『降ります』などの声を掛けながら降りる」と答えた方の意見をご紹介します。

無言で強引に進んでぶつかったらトラブルの元になるかもしれないから念のため声をかけてから降りる。
（40代女性・専業主婦・兵庫県）

一言すみません、降りますと言った方が角が立たないので、言います。出来るだけお互い嫌な気持ちになりたくないので。
（40代女性・会社員・東京都）

声出してアピールすれば聞こえている範囲の全員に降りたいという意思が伝わるから。聞こえている人が５センチでも開けてくれればまあまあ突撃できるスペースは取れると思う。
（30代男性・会社員・東北地方）

無言で押すと相手が痛かったり不快に感じるのと、無言だと降りるのかどうか伝わらないかもしれないのですみませんと言いながら降ります。
（20代女性・大学生・関東地方）

なるべく知らない人の身体に触れたくないので、大きな声でどいてくださいと言います。
（30代女性・会社員・愛知県）

ぶつかるのもぶつかられるのも好きではなく、意思表示ははっきりしてほしいし、自分もしたいと思うから。
（30代女性・パート）

寄せられた全回答のうち、「声を掛けながら降りる」は254票、「体が当たっても無言で強引に進む」は46票が集まり、今回は「声を掛けながら降りる」が大多数を占める結果となりました。

人によって意見が異なっているようですが、公共交通機関は不特定多数の方々が利用しています。可能な限り周囲の状況に気を配って、一人ひとりが配慮した行動を心掛けたいですね。

※本記事は媒体独自に募集したアンケートを元に構成しています

・調査方法：インターネットサービスによる任意回答（記述式）
・調査期間：2025/10/10〜2025/10/14
・調査対象：全国／18歳以上／性別不問
・有効回答数：300名