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「知らなかった」世界の時間を支える“うるう秒”が廃止へ…2027年からの“新方式”に「大変なんだな」「驚き」

  • 2026.10.20
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出典元:PIXTA(画像はイメージです)

時計やスマートフォンに表示される時刻を、普段どれほど意識しているでしょうか。スマホの時計が正確に動くのも、世界共通の時間の仕組みがあるからこそです。

そんな時間の基準に、大きな変化が訪れます。世界共通の単位などを決める国際度量衡総会が、2026年10月15日にフランスで開かれました。

この会議で、地球の自転と原子時計による時刻のズレを調整してきた「うるう秒」を廃止し、代わりに3600秒のズレをまとめて調整する「うるう時」という新たな仕組みを導入することが決まりました。

2027年5月20日から始まる「うるう時」。そもそも、うるう秒とはどのようなものなのでしょうか。「うるう時」への変更の理由や、私たちの生活への影響を見ていきます。

そもそも「うるう秒」って何?時間を調整する仕組み

私たちが使う世界標準時は、セシウム原子時計を基準に決められています。一方、地球の自転に基づく1日の長さは、不規則に変動しています。

この2つの時刻のズレを調整するために導入されたのが「うるう秒」です。差が0.9秒を超えそうになると、世界標準時にこの“うるう秒の調整”が入ります。

うるう秒の運用が始まったのは1972年。数年に1回程度実施されており、直近では2017年1月1日(日本時間)に行われました。

普段の生活ではほとんど意識することのない仕組みですが、世界の時間をそろえるうえで重要な役割を担ってきたのです。

コンピューターや通信システムへの影響が課題に

ただ、うるう秒の調整は、ITサービスや通信システムにとって負担になることがあります。時刻が通常とは異なる形で進むことで、システムに不具合が生じる可能性があるためです。

実際に、過去にはうるう秒の実施に伴い、インターネットサービスなどで障害が発生した事例も報告されています。

また、地球の自転は不規則に変化しており、近年は速くなる傾向も見られます。そのため、これまでのように秒単位で時刻を調整することが難しくなる可能性も指摘されてきました。

こうした調整は、システムやコンピューターなどにどのような影響を及ぼすか予測しにくく、情報通信の仕組みが社会を支える現代では大きな課題となっていました。

2027年から「うるう時」へ。ズレは1時間(3600秒)で調整

そこで採用されたのが、世界標準時と地球の自転に基づく時刻のズレを、1時間(3600秒)で調整する新たな「うるう時」です。

これまでは、ズレが大きくなるたびに1秒単位で調整してきましたが、今後は小さなズレをすぐに修正する必要がなくなります。

「うるう時」は2027年5月20日から導入されることが決まり、今後は数百年から数千年後に「うるう時」の調整が行われることになります。

時刻の調整を「知らなかった」「驚き」さまざまな声

今回の決定を受け、SNSでは、普段は意識することの少ない時間の仕組みや、うるう秒がなくなることへの関心が集まっています。

「うるう秒が何のためにあるのか知らなかった」「不規則に1秒単位で調整していたとは驚き」といった声のほか、「地球の自転に合わせて時間を調整していること自体が興味深い」など、時間の仕組みに関心を示す反応も見られます。

また、「普段は気にしないけれど、正確な時間を保つのは大変なんだな」「コンピューターや通信に影響が出るなら、変更するのも納得」といった、技術面への関心や変更の背景に理解を示す声もありました。

一方で、「うるう秒がなくなると、地球の自転と時計の時間はどうなるの?」「1時間ものズレを許容して、将来的に問題はないのだろうか」と、新しい方式の影響や今後の運用を気にする人もいるようです。

「時間」を支える仕組みに変化

毎日何気なく見ている時計の裏側では、地球の自転と原子時計のズレを調整するため、長年にわたって細かな仕組みが運用されてきました。

今回の変更は、うるう秒によるシステム障害のリスクを減らし、現代の情報通信環境に対応するためのものです。私たちが普段使う時計やスマートフォンに、すぐに大きな変化が起きるわけではありません。

当たり前のように刻まれている時間も、実は地球の動きと技術によって支えられています。うるう秒の廃止は、そんな身近な時間の仕組みを改めて知るきっかけになりそうです。


参考:
明石市立天文科学館公式Xアカウント@jstm135e(2026年10月16日投稿)
うるう秒の調整とは(総務省)

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