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万博「チケットをお持ちでない方は来訪をお控えください」“想定外トラブル”発生で公式が注意喚起

  • 2025.10.7
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出典元；photoAC（画像はイメージです）

閉幕まで残り1週間を切った「大阪・関西万博」。すでに公式サイトでのチケット販売とゲート前での当日券販売は終了しましたが、ここに来て、思いがけないトラブルが発生しているそうです。

実は、チケットを所有していないにもかかわらず、大阪・関西万博の開催地である夢洲に訪れる人々が続出しているのだそう。万博側も、来場を控えるよう注意を呼び掛けています。

公式が注意喚起を行う事態となったこの問題に対し、世の中の人々はどのような反応を示しているのでしょうか？

チケット制度と予約状況について

大阪・関西万博に入場するためには、あらかじめ「日時予約済みチケット」を用意しておく必要があります。公式ホームページにも明記されており、「入場チケットをお持ちの方でも、来場日時の予約をしないと入場できない可能性があります」と説明されています。

しかしながら、現在大阪・関西万博の会場である夢洲に、チケットを持たずに訪れる人々が続出。そのため、Expo2025 大阪・関西万博（@expo2025_japan）は10月4日、自身の公式X（旧Twitter）アカウントに注意喚起のポストを投稿しました。

「来場者の皆さまが安全に過ごせるよう、日時予約済みチケットをお持ちの方や当日券の交換をご希望の方以外は夢洲への来訪をお控えください」と説明しています。

なお、公式チケットサイトでのチケット販売は9月30日に、入場ゲート前での当日券販売は9月26日に終了しています。

現在は、未利用チケットの所有者を対象として、10月12日まで東ゲート前のチケット引換所で、当日12時以降に入場できるチケット（当日券）への交換を実施中。しかし、交換できるチケットの枚数は一日あたり数百枚程度で、なくなり次第終了となるとのこと。また、未利用チケットの払い戻しは現時点では実施されていません。

安全性と運営への影響

チケットを所有していなくても、夢洲に行くくらい問題ないのではないかと思われた人もいるかもしれません。

しかし、現在大阪・関西万博の会場には、閉幕に向けてたくさんの来場者が訪れています。そのような状況の中で、チケットを所有していない訪問者が増え続けると、エントランス広場の誘導空間が圧迫され、安全性や警備体制に影響を及ぼす可能性があるとのことです。

来場者の安全確保と円滑な運営のため、万博協会は公式サイトやSNSを通じて、日時予約済みチケットを持っていない方の夢洲への来訪を控えるよう呼びかけています。

なお、SNSを通じたチケットの個人間取引には要注意。実は、提示された金額を振り込んだにもかかわらず、チケットが手元に届かないなどの詐欺被害が続出しているというのです。被害に遭わないためにも、転売されているチケットには絶対に手を出さない方が良いでしょう。

幸い、今月13日まで「バーチャル万博～空飛ぶ夢洲～」という公式アプリが配信されています。スマートフォンにダウンロードすることで、バーチャル世界に再現された大阪・関西万博を楽しむことができます。

「本当に迷惑です」「制限はやりすぎでは？」

SNS上では、一部の来場者から「想像以上に混雑している」といった声も上がっています。チケット未所持者がエントランス広場などを塞いでしまい、通行やチケットの交換などにも支障をきたしているとの体験談も。

  • チケット未所持者が溢れかえっていて本当に迷惑です。
  • エントランスが塞がれてしまい本当に邪魔です。
  • チケット交換ブースが塞がれてしまい、交換に時間が掛かっています。

そもそもチケットを所有していないにもかかわらず、大阪・関西万博の会場に訪れる理由がわからないと疑問を抱いている方も。

  • 入場券もないのに、どうして会場に行くのだろう？
  • わざわざ交通費を払って、混雑した場所に行く理由がわからない。
  • もしかして、ワンチャン、チケットがもらえると思っているのかな。

一方、運営の注意喚起に対し、夢洲は大阪・関西万博の所有物ではないため、立ち入りの制限を求めるのはおかしいと批判している方もいらっしゃいました。

  • 夢洲への立ち入りを制限するのはやりすぎでは？
  • 別に、夢洲には万博以外の施設もあるよね。
  • 夢洲は万博の所有物ではないよね。

また、未利用チケットを所有しているものの、日時予約ができず持て余している人も少なくないようです。

  • チケットは持っているけれど、満員で来場日時の予約ができません…。
  • あと数枚チケットがあるんだけれど、もう捨てるしかないのかな。

安全に「閉幕」を迎えるために

大阪・関西万博への来場を希望される方は、日時予約済みチケットを確保してから現地に訪れることが推奨されています。予約ができない場合は、数に限りがあるものの、東ゲート前でのチケット交換を利用する選択肢もあります。

現在、会場周辺では多くの来場者が訪れており、安全な運営を維持するために、運営側はチケット未所持者に夢洲への来訪を控えるよう呼びかけています。一方で、SNS上では夢洲への立ち入り制限のあり方について、さまざまな意見が見られる状況です。

現在は上限に達し終了したものの、松原市のように自治体による活用キャンペーンも実施されました。また、「バーチャル万博～空飛ぶ夢洲～」という公式アプリを通じて、オンラインで万博を体験することも可能です。

閉幕まで残りわずかとなった大阪・関西万博。来場者の安全確保と円滑な運営のバランスを取りながら、良いフィナーレを迎えられることが期待されます。

※2025/10/07時点の情報です

参考：
【ご協力のお願い】万博来場者以外の方の、夢洲への来訪はお控えください（大阪・関西万博）
公式サイトでのチケット販売とゲート前での当日券販売の終了および未利用チケットの当日券交換の実施について（大阪・関西万博）
大阪・関西万博の未使用チケットキャンペーンを実施します！（松原市）

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