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22年前の名作が“新ドラマ”に通じている…!「新たな代表作に」「放送の日を待っていた」“新・月10”に期待の声

  • 2025.10.13

草彅剛が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系 月10『終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-』(毎週月曜夜10時放送/初回は15分拡大)が、10月13日(月・祝)にスタートする。
本作は、最愛の妻を亡くし、幼い息子を男手ひとつで育てるシングルファーザーであり、遺品整理人として働く鳥飼樹(草彅剛)が主人公。遺品整理会社の仲間たちとともに、孤独死現場での特殊清掃や遺品整理、生前整理などを通して、さまざまな事情を抱えた家族や依頼主に寄り添っていく姿を描く心温まるヒューマンドラマだ。

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月10『終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-』(C)カンテレ・フジテレビ

遺品に託された故人の“最後のメッセージ”を紐解いていく人間ドラマに加え、切なくも美しい大人の恋愛模様も描かれており、先の展開に期待が高まるオリジナルストーリーとなっている。第1話放送を前に、主人公・鳥飼樹を演じる草彅剛からコメントが届いている。

22年前の名作『僕の生きる道』が本作にも通じている…!

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月10『終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-』(C)カンテレ・フジテレビ
Q .改めて、鳥飼樹の人物像、魅力を教えてください。
一生懸命なところ、人に寄り添う優しいところが、一番の魅力だと思います。撮影が進むにつれて、より一層、樹の優しさを感じました。もちろん彼には迷いもあるのですが、温かく人間味溢れる素敵なキャラクターだなと、回を重ねるごとに思います。
Q .第1話で印象に残っているシーン、セリフはありますか?
僕の今までの役柄の中では、比較的セリフが少ないほうだなと思います。ただ、今回の役でいくと、セリフで伝える部分だけでなく、“人の想いを受ける”、そういう“受け取る”ような芝居が多く、印象に残っていますね。“受けの芝居”を求められたというか、“セリフがないときにどう演じるか”。それを試されていたというか、噛みしめた気がします。
そんな中でも、心に残っているセリフは、「昨日まで自分を待っていてくれた人が、明日も待っていてくれるとは限りませんから」というセリフ。日常のあたりまえにある幸せが、実はとても奇跡的なことだと気づかされて、とても好きですね。
Q .撮影現場で、草彅さんから発せられる「本番中!」「準備中!」などの掛け声が印象的です。草彅さんならではな気がしますが、座長としての心意気、姿勢からでしょうか?
声を出すと自分が元気になるからです。声の力、言葉の力ってとても大きいと僕は思っていて、単純に掛け声が好きなんですよね。大きな声や挨拶はなにより大事。カラ元気でもいいから、とりあえず言葉を発してみるところから始まる事もきっとあって。行き詰ったときの突破口になり得たり、言葉には謎の力があると思っています。
Q .日々の撮影を乗り切るリラックス方法、元気と健康の秘訣は?
食事、睡眠、運動はもちろん気を遣っています。ただ大事なのは、心の持ちようだと思います。『5時間しか寝ることができなかったじゃなくて、5時間も寝ることができた』とかね。ポジティブに、良いほう良いほうに考えていることが、元気の秘訣かもしれません。
Q .現在、TVerで過去作品『僕の生きる道』『神様のベレー帽』『罠の戦争』が配信されていますが、最近ご自身の過去作品で、見られたものはありますか?
『僕の生きる道』を最近見ました。やっぱり、よかったですね。映像がすごく素敵で、テレビドラマのいいところが詰まっているなと感じました。僕の真骨頂でもあるなとも思いました。『僕の生きる道』のヒューマンというか、人間味、人間愛というものが、今でも僕の中に息づいていて、今回の『終幕のロンド』にも通じている。そういったことを感じられて嬉しかったです。
Q .初回放送当日を迎えた、いまのお気持ち、視聴者へのメッセージをお願いします。
これまで沢山経験させていただきましたが、このドラマでは、また新しい分野、新しい世界観を視聴者の皆さんにお届けできるのではないかと思っています。ゆったりとしたスロースタートのはずだったのに、回を追うごとに、ドキドキハラハラ。どんどん展開していって、大きなエネルギー、渦に巻き込まれていくという面白さもあります。
超能力者やいわゆる“特別な人”が登場するようなドラマではないですが、身近で自分事であるがゆえに、きっと心に迫るものがある。いま、僕が、みなさんにオススメしたい、こういうドラマを見ていただきたい、と思うドラマです。ぜひ、ご覧ください!

シングルファーザーの主人公

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月10『終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-』(C)カンテレ・フジテレビ

5年前に最愛の妻を亡くした鳥飼樹(草彅剛)は、小学1年生の息子を男手ひとつで育てるシングルファーザー。磯部豊春(中村雅俊)が社長を務める『Heaven’s messenger』で遺品整理人として働き、遺品に込められた故人の想いを遺族へ届ける仕事をしている。
ある日、孤独死した女性の部屋で特殊清掃と遺品整理を担当することになった樹は、新入社員の久米ゆずは(八木莉可子)を連れ、遺体痕が残る現場を訪れる。依頼人である故人の息子(吉村界人)は、10歳のときに母親に捨てられた過去を持ち、「孤独死は自業自得だ」と冷たく言い放ち、遺品をすべて処分してほしいと告げる。しかし樹は、その部屋で故人の深い想いが込められた“あるもの”を見つけるのだった。

一方その頃、絵本作家の御厨真琴(中村ゆり)は、夫で大企業・御厨ホールディングスの後継者・利人(要潤)と共に、自身初の絵本出版記念パーティーに出席していた。表面上は仲の良い夫婦に見える2人だが、多忙な利人は家庭を顧みず、姑から子どもを授からないことを責められても無関心。愛のない結婚生活の中で、真琴の心は次第に疲弊していく。

そんな中、樹は生前整理の見積もり依頼を受け、清掃会社で働く鮎川こはる(風吹ジュン)の自宅を訪ねる。未婚のまま娘を産み、今も現役で働くこはるだが、最近になって余命3カ月の宣告を受けたという。話を聞いた樹が部屋を見て回っていると、そこへ事情を知らない娘の真琴が帰宅し――。

SNSでは、放送前にも関わらず、「新たな代表作になりそう」「放送の日を待っていた」「楽しみ」といった期待の声が溢れている。第1話の放送は、必見だ。

参考元:#01ストーリー |『終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-』公式サイト

カンテレ・フジテレビ系 月10『終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-』(毎週月曜よる10時)
2025年10月13日(月・祝)放送開始 初回は15分拡大