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「最高に面白い」「みんな観てほしい」深夜帯で魅せた“異例の熱狂”…「マジでヤバい」朝ドラ女優の“度肝を抜く快演”光る名ドラマ

  • 2025.10.25

全身全霊で役に挑む俳優たちの姿は、観る者の心を強く揺さぶります。時に痛みを伴いながらも、感情をむき出しに演じるその“体当たりの演技”は、物語を越えて現実に迫るほどの熱量を放ちます。今回は、そんな圧倒的な演技で視聴者の心を掴んだドラマ5選をセレクト。

本記事では第1弾として、ドラマ『泥濘の食卓』(テレビ朝日系)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

あらすじ

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映画の舞台あいさつに出席した原菜乃華(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『泥濘の食卓』(テレビ朝日系)
  • 放送期間:2023年10月21日~12月16日
  • 出演:齊藤京子(捻木深愛 役)、原菜乃華(尾崎ちふゆ 役)

田舎町のスーパーで働く捻木深愛(齊藤京子)は、毒親である母・捻木美幸(筒井真理子)に抑圧されて育ったため、自己肯定感が低く、「自分には何の取り柄もないから、せめて人には優しくしたい」と思いながら、日々一生懸命働いています。そんな深愛の密かな楽しみは、スーパーの店長・那須川夏生(吉沢悠)との不倫関係でした。

ある日、那須川からピアスをプレゼントされ、ピアス穴のない深愛は嬉しさのあまり自分でこっそり穴を開けます。後日、那須川は戸惑いながらも深愛を食事に誘いますが、そこで突然「別れたい」と告げます。理由は、妻・那須川ふみこ(戸田菜穂)が病気を患ったためで、深愛のせいではないと言いますが、深愛の心にはその言葉は届きません。それ以来、那須川は深愛を避けるようになり、連絡も取れなくなります。「私の何がダメだったんだろう」と悩み続けた深愛は、「やっぱり店長と幸せになりたい」と強く願うようになります。その純粋すぎる思いが、やがてひとつの家庭を泥濘へと引きずり込んでいくことになるのです――。

ピアスの穴から、地獄が始まった…─ 体当たり演技がすごい狂気のドラマ

ドラマ『泥濘の食卓』は、伊奈子さんによる漫画『泥濘の食卓』を原作に、テレビ朝日が実写化した衝撃の“パラサイト不倫”ドラマです。主演は日向坂46の齊藤京子さん。本作が彼女の地上波ドラマ初の単独主演となり、アイドルの枠を超えた体当たりの演技が大きな話題を呼びました。毒親に育てられた主人公・捻木深愛が、スーパーの店長との不倫をきっかけに、その家庭へと寄生していく展開は、視聴者の心をざわつかせ、SNSでも「怖すぎて目が離せない」「最高に面白い」「みんな観てほしい」と反響が続出。

さらに、店長の息子の恋人役として登場する原菜乃華さんも、複雑な感情を繊細に演じ切り、物語に深みを与えています。演出はホラーや心理描写に定評のある安里麻里さんが担当し、印象的なコピー「夫も、息子も、妻も。彼女から、抜け出せない。」と共に公開されたビジュアルも話題に。“純粋”がゆえに狂気へと変貌するヒロインの姿は、まさに史上最恐の純愛モンスター。深夜枠ながら異例の注目度を集め、2023年秋ドラマの中でも異彩を放つヒット作となりました。

ただの不倫ドラマじゃない…人間の“飢え”を描いたサスペンスだった

ドラマ『泥濘の食卓』は、齊藤京子さんの初単独主演という話題性に加え、原菜乃華さんの“魔性の存在感”がSNSでも大きな反響を呼んでいます。連続テレビ小説『あんぱん』の快演でも話題となった原菜乃華さん。視聴者からは「マジでヤバい」といった声が続出しました。

物語は、毒親に育てられた主人公・深愛が、不倫相手の家庭にまで入り込んでいく“パラサイト不倫”という衝撃展開。原菜乃華さん演じる店長の息子の恋人も、深愛の執着に巻き込まれていく重要な役どころで、視聴者の感情を大きく揺さぶります。「魔性の女って本当に怖いけど、面白い」という声が示すように、ただの不倫ドラマでは終わらない、心理的スリルとキャストの熱演が魅力です。

SNSでは「怖いのに目が離せない」「演技がリアルすぎて震える」といった感想が飛び交い、深夜枠ながら異例の盛り上がりを見せています。


※記事は執筆時点の情報です