セミナーでおかしくなった妻が母との同居を強行 → 同居解消に夫の提示した"金絡み"の条件に「ひどいわよ！」

成美は、夫・義朗と息子・尚との3人暮らし。小さい頃から成美は母親の言うこと聞いていれば幸せになれると信じ、学校も就職先も母親の勧めるところを選んできました。

結婚後、赤ちゃんを産めばもっと幸せになると思っていた成美。けれど、彼女の想像よりもつらい現実にふさぎ込んでしまうように。

そんな時出会ったセミナー講師のRiriさんに成美さんは心酔します。家族よりセミナーを優先させほとんど家にいなくなってしまった成美さん。

さらに義朗が反対した母親との同居も、弟の颯馬にだけ相談したものの、強行的に進めてしまいます。

みゆきさん、高尾さん、まりおさんの『家庭を崩壊させたのは誰？』をご覧ください。

相変わらず頻繁に外出する成美。そんな時、弟の颯馬が義朗から呼び出されたことを知ります。

そして成美は義朗に何を企んでいるのかを問い詰め、「理想の母親像を押しつけられるのは一番嫌なの！」と訴えました。

勝手に義母との同居をスタートさせられた義朗は、実子である成美と颯馬で解決してほしいと伝えます。けれど、子どもが小さいことや家が狭いことを理由に断ろうとします。

すると義朗は、颯馬が同居するなら“金銭的なことを考える”と言い始めました。颯馬は一瞬、援助を受けられるのではと思いますがそうではなく、実際は義朗から借りていた借金を帳消しにするという意味だったのでした。

家族よりセミナーを優先して外出する成美。そんな彼女が「家族で手を取り合う時」とは…。相手に自分の理想を押しつけるだけではなく、自分の行動を振り返ることも大切なのかもしれません。

プロット:みゆき、脚本:高尾、イラスト:まりお

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