aoen、一問一答。注目の7人が明かす、等身大のリアル【VOGUE クラッシュ 6_vol2】

優樹／YUJU（22）メンバーを包み込む、静かな情熱を持つリーダー

── 自分はどんなキャラクターだと思いますか？

僕は最年長でリーダーなので、メンバーのパパみたいな存在だと言われます。どんどん引っ張っていくというよりも、落ち着いて皆を支えるようなタイプかなと思います。MBTIではIが95%で内向型なので、キャラクターが出てくるまでには時間がかかるのですが、ふざけるのも大好きで、グループのお笑い担当でもあります（笑）。

── 今夢中になっているものは？

歌です。表情を歌声に乗せることを意識するようにしています。感情に没入して、表情を作りながら歌うと、声色も変わってくるんです。そういうところを大切にしていますね。プライベートでは、ゲームも好きです。

── チャームポイントは？

左目の下のホクロです。性格でいうと、負けず嫌いなところ。それはパフォーマンスにも生かされていると思います。メンバーは家族のような存在なので勝ち負けは意識していませんが、限界を決めずにいろんな条件を超えていけるように、常に自分で決めたルールと闘っている感覚があります。

琉楓／RUKA（21） 誠実な人柄が滲む、aoen随一のファッションアイコン

── 今夢中になっているものは？

服です。特に今は帽子のリメイクに夢中です。好きな帽子を買ってきて、100均などで見つけた飾りをつけて、自分でデザインしています。最近、ちょうど2個目を作り終えました。小さい頃から、母がダンスの衣装を手作りしてくれるのを間近で見ていたことが影響しているんだと思います。ファッション全体では、最近はカラフルな色づかいに凝っています。人があまりしないような色の組み合わせを研究しています。

── 大切にしている気持ちや考え方は？

謙虚でいることです。この気持ちはこれからも絶対に忘れてはいけないと思っています。こうして『VOGUE JAPAN』で撮影していただけることも、決して当たり前のことではありません。1つ1つのお仕事、そして出会いにしっかりと意味を感じながら、大切に取り組んでいきたいと思っています。

── 自分の個性はどんなところにあると思いますか？

裏表がないところだと思います。僕を見て、いいと感じてもらえたことがあるなら、それがそのまま僕という人間そのものだと思っていただけるように。それは自分でも意識して心がけていることです。

雅久／GAKU（21）華やかなオーラで魅了するムードメーカー的存在

── チャームポイントは？

ピュアで素直なところだとメンバーに言われます。大したことじゃなくても、宝物を見たみたいに反応する、と（笑）。大袈裟にしているつもりはなくて、例えば「これすごくない？」と聞かれると、相手にとってそれがすごいものなんだと感じて、自分の中でもその気持ちが高まっていくんです。見た目では、キリッとした目かな。小さい頃は両親から「虎の赤ちゃんみたい」と言われていました（笑）。

── 今夢中になっているものは？

ファッションとダンスです。「やるからには本気でやりなさい」という母の教えもあり、小学生の頃から本気でダンスに取り組んできました。壁にぶつかったこともありましたが、やめようと思ったことは一度もなくて。自分を一番表現できるものだと思っています。衣装の影響でファッションも昔から好きで、今は特にスカーフとネクタイに夢中。ヴィンテージライクな雰囲気にハマっています。

── あなたのファッションアイコンは？

BTSのVさんです。練習生になりたての頃からずっと憧れています。当時はまだ16歳くらいだったので、頑張って真似しても全然似合わなくて。自分がもっといい雰囲気で年齢を重ねられたときに、Vさんのような着こなしができたらと思っています。

輝／HIKARU（20）バレエに裏打ちされた、しなやかな気品と優雅さ

── 今夢中になっているものは？

読書です。小説も読むのですが、最近は自己啓発などの実用書を手に取ることが多いです。昨年の冬頃にふと本が欲しくなって、インターネットで見つけた「嫌われる勇気」という本を読み始めたのがきっかけでした。読書は考え方のヒントをくれるし、自分を磨くために必要なことを教えてくれる気がします。今は夜眠る前などに、ほぼ毎日読書をしています。

── これまでにもらった最も印象深いアドバイスは？

今はもう亡くなってしまったのですが、祖母はいつも名言を生み出してくれる人でした。その中でも「自分が今最悪だと思っていることも、長い人生の中では本当にちっぽけなことだから気にしなくていい」と声をかけてもらったことを鮮明に覚えています。「たくさん失敗してもいいから、色々チャレンジしなさい」とも。実際にこの業界に入って、その言葉の意味をより強く感じています。20代は人生のほんの一部。だからこそ、失敗を恐れずにどんどん挑戦していきたいと思っています。

── aoring（アオリン：aoenのファンダム名）とともに見たい景色は？

いつかaoringとともにドームに立つことです。これは僕たちグループにとっても、そしてきっとaoringにとっても、お互いが共通して描いている夢だと思います。ドームに立って、一緒に感動したり楽しいパフォーマンスができたりしたら、こんなにうれしいことはないですね。

颯太／SOTA（20）知性と表現力を併せ持つミステリアスな佇まい

── 今夢中になっているものは？

ロングヘアです。ロールモデルであるStray Kidsのヒョンジンさんのロングヘアを見て、僕もいつか挑戦したいと思っていました。なかなか機会がなかったのですが、最近ようやく伸ばし始めて、とても気に入っています。ハーフアップにしたり、オフの日は結んだりと、アレンジを楽しめるのもいいですね。今後はステージでも色々なスタイルをお見せしたいです。

── 大切にしている気持ちや考え方は？

自分を客観的に見ることです。僕たちはオーディション番組でデビューしたのですが、最初に5人が決まり、僕は一般投票から選ばれる残り2枠のうちの1人としてグループ入りさせていただいたんです。実力も他のメンバーに劣る中で、どうアピールできるかを考えたときに、闇雲に自分本位で考えることは意味がないと感じました。ここが足りないからもっと努力しよう、ここは強みになりそう、と客観的に戦略を立てることを意識していました。高校のとき先生に「もっと周りを見なさい」と叱っていただいた経験も、その教えが生きているように感じます。

── グループの魅力はどんなところにあると思いますか？

それぞれテイストや雰囲気が違うので、誰か一人は気になっていただけるメンバーがいるのではないかと思います。その上で、パフォーマンス力にも注目していただけたらうれしいです。歌やダンスなど得意分野はありますが、7人が集まるとただの足し算ではなく、掛け算のような化学反応が起きる。そこがaoenの強みです。もし少しでも興味を持っていただけたら、ぜひパフォーマンス動画やMVなどを見ていただきたいです。

京助／KYOSUKE（19）ポジティブなマインドで周囲を照らす太陽

── 好きなファッションのテイストは？

まだあまり勇気は出せていないのですが、個性的な服装が好きです。人とはちょっと違ったファッションをしたいタイプなので、デニムの下にチェックのパンツを重ねてみたり、派手な色のブレスレットをつけてみたりと、SNSで見つけたアイデアも取り入れながら色々と探っているところです。ファッションアイコンはRIIZEさんです。

── これまでにもらった最も印象深いアドバイスは？

ダンスの話になってしまうのですが、僕の踊り方は滑らかなんです。でもその中にまだインパクトや力強さが足りないので、もっと意識するようにというアドバイスをいただいて、今はそこを頑張っています。5歳からずっとダンスをしていますが、小学生頃から本格的に打ち込み始めて、フォーメーションや衣装にどんどん魅了されて、いつか自分で作った作品を出したいという思いを抱くようになりました。そういう気持ちを糧に、これまでずっと続けてこられたんだと思います。

── 今夢中になっているものは？

自分で音楽をリミックスして、振り付けを作ることです。小さい頃からダンスをしていて、当時の先生が音楽を編集しているのを見て、僕もやってみたいと思ったのがきっかけです。最近ようやくやり方が身についてきて、時間を見つけては作るようになりました。まだ発信はしていないのですが、これから機会があれば少しずつお見せしていきたいなと思っています。

礼央／REO（18）人懐っこくて愛らしい、透明感が魅力の末っ子

── チャームポイントは？

空気が読めるところかな、と思います。今、この人はこういう風に感じているのかなというのが、なんとなく伝わってきて、それをもとに動けるタイプだと思います。見た目では、口角ですね。少し上がっているんです。最近まで全然気づいてなかったのですが、周りの人に言われるようになって、明るいムードに繋がっているのかなと感じるようになりました。今日のような雑誌の撮影だと、クールな表情を見せるために少し意識しないといけませんが（笑）。

── 大切にしているアイテムは？

香水です。ホワイトムスクの香りを愛用しているのですが、とてもリラックスできる香りなので、本番前の緊張しているときや落ち着きたいときにつけています。人工的ではない、自然な香りが好きですね。

── 今夢中になっているものは？

歌の練習です。最近、少しずつ色々な番組に出演させていただくようになり、共演者の方々からも学ぶところが本当に多くて。自分ができないことや弱みが明確に見えてきて、そういう部分をもっと伸ばしたくて、レッスンを頑張っています。もともとは歌に対して苦手意識があったのですが、前回より成長を感じられる部分があると、すごく楽しいと思えるようになりました。

Talent: aoen Photographer: Kizen Zhao Stylist: Eiji Takahashi Hair & Makeup: Asuka Togashi, Yuria and Maho Morimura at Continue Set Design: Kurono at Klone Set Carpenter: Gen Movement Direction: Chikako Takemoto Styling Assistants: Yumemi Yoshida and Nana Iwata Interview & Text: Airi Nakano