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【MLB】山本由伸、全91球の公式投球データ詳細 最速97.8マイル、高めフォーシームと膝元カーブで無双【9月13日ジャイアンツ戦】

  • 2025.9.13
ドジャース・山本由伸(C)ロイター
SPREAD : ドジャース・山本由伸(C)ロイター

ドジャース山本由伸投手は12日(日本時間13日)、敵地オラクルパークでのジャイアンツ戦に先発登板。7回1安打1四球1失点、10奪三振の快投で相手打線を封じ込めた。ここでは、MLB公式のデータサイト『Baseball Savant』で全91球の球種割合を振り返る。

■『Baseball Savant』の公式データ詳細

山本由伸、今季の球種割合推移【前回登板まで】 MLB公式『Baseball Savant』より引用 作成:SPREAD編集部

この日山本が投じた全91球の内訳は、フォーシームが最多の30球(平均回転数2246rpm)、スプリット29球、カーブ19球、シンカー8球、カットボールが5球だった。
最速は初回のラファエル・デバース内野手へのフォーシームが97.8マイル(約157.3キロ)を計測。高めに集めたフォーシームで6つ、膝元のカーブで3つ、スプリットで1つの計10奪三振を記録。高低のコンビネーションで相手打線を翻弄した。
1点こそ失ったものの、インプレー12球のうち打球速度95マイル(約152.8キロ)以上の「ハードヒット」は4球のみ。2回以降は一人の走者も許さない完璧な投球を披露した。全91球中68球がストライク(31球ストライクコール/37球コンタクト)で、7回1安打1四球1失点10奪三振。9回2死までノーヒットノーランを継続した、前回に勝るとも劣らないパフォーマンスだった。

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