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疲れは甘いもので癒すはNG! うっかりやりがちな不調を招くNG習慣4選【医師監修】

  • 2025.9.11

高温多湿の気候や寒暖差の激しい環境にさらされる夏、間違った生活習慣が夏不調を加速させる原因かも。誰もが陥りがちな夏のNG行動を先生たちに解説していただきました!


NG習慣① 朝は食欲がないので朝食を抜いてしまう

GOOD! 咀嚼できる朝ごはんで体をリセット!

「朝は太陽の光を浴びて、朝ごはんを食べることで脳を覚醒させ、日中活動するためのエネルギー補給ができます。また、朝食は体内時計のリセット効果もあります。朝食の食材は、よく噛んで食べるものを選びましょう。咀嚼することで脳が活発に動き始めます」(井坂先生)

NG習慣② エアコンの推奨温度28度を遵守する

GOOD! 温度計や湿度計を活用して、正しく温度調節!

「エアコンは機種によって機能は様ざま。なので、エアコンの温度設定に頼るのではなく、温度計や湿度計を用意するのがおすすめです。たとえば、暑かったら25度に設定して室温が26〜28度になったら調整するなどの工夫をすれば、冷やしすぎることなく適温で過ごせます」(石原先生)

NG習慣③ 疲れた時は甘いものでやる気と集中力をアップ

GOOD! 間食するならタンパク質を摂取しましょう!

「甘いものを食べると一瞬だけ脳内ホルモンのセロトニンが増えますが、これは一時しのぎのエネルギーにしかなりません。間食するなら甘いものではなく、セロトニンの原料となるタンパク質を取りましょう。おやつ感覚で食べられるチーズやナッツ、小魚スナック、豆乳などがおすすめ」(姫野先生)

NG習慣④ 暑すぎるのでお風呂に入らずシャワーで済ませる

GOOD! 1日の終わりはお風呂で深部体温を上げて!

「湯船にしっかり浸かって深部体温を上げることは、質のよい睡眠にもつながるので大切なこと。暑すぎる場合は清涼感のあるクール系の入浴剤を使うのもおすすめ。お風呂に入ることで体のコリもほぐれて疲れも取れるし、ゆっくり眠れるので、お風呂に入ることを心がけて」(石原先生)


教えてくれた先生は

井坂奈央先生

Dクリニック東京ウェルネスのいびき・SAS外来の睡眠センター長。日本睡眠学会専門医。日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会 耳鼻咽喉科専門医の経験を元に、睡眠の悩みと向き合う。

石原新菜先生

イシハラクリニック副院長、日本内科学会会員。食事療法等も駆使した幅広いアプローチで、種々の病気の治療にあたる。特に、冷えのもたらす症状やその対策に精通している。

姫野友美先生

医療法人社団友徳発心会 ひめのともみクリニック院長、心療内科医・医学博士。テレビや新聞、雑誌などでも、ストレスによる病気・栄養療法などに関するコメンテーターとして活躍中。


イラスト=二階堂ちはる 取材・文=佐藤玲美

※2025年9月号GLOWより

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