ヒカキン、團十郎、ゆずも…SNSでの「重大発表」でプチ炎上？期待と現実のギャップ問題

思わぬ反響を呼んだ芸能人の「重大発表」

芸能人が、自身に関するビッグニュースを世間に発表する際に使われることの多い「重大発表」という言葉。多くの人の興味をそそる言葉ですが、思わぬ反響を呼んでしまった人もいるようです。一体どのような「重大発表」だったのでしょうか？

市川團十郎さん、YouTube再開を「重大発表」

2025年5月、歌舞伎俳優の市川團十郎白猿さんが、「＃重大発表」のタグを付けてXを更新しました。内容は、休止していた自身のYouTubeチャンネルを再開するというもの。チャンネル名も「KABUKU. / 市川團十郎。」に変更し、「歌舞伎の息遣いと生きる知恵を、もっと世界に届けたい」と決意を語りました。

再開の知らせに、コメント欄には「おかえりなさい！」「復活してくれてありがとう！」との声が溢れましたが、一方では「『重大』ではなかった……」「こんなことする人なんだ」と指摘する声も。

ヒカキンさん、新ブランド立ち上げで賛否両論

また2023年4月、人気YouTuberのヒカキンさんは一週間の活動休止を発表。「ご報告したいことの最終準備」「YouTuberとしての夢とは別にずっと叶えたかった僕の夢が叶う」と、休止の理由について熱く語っていました。

ファンの間では結婚説などさまざまな憶測が流れましたが、後に報告された内容はブランド「HIKAKIN PREMIUM」の立ち上げと、自身がプロデュースしたカップラーメンの販売。期待が大きく膨らんでいたファンの中には、「全然重大じゃなくて肩透かしをくらった気分」との声も上がりましたが、カップラーメン自体は大好評。すぐに売り切れ、何度再販しても即完売となるほどの人気ぶりでした。

ゆずの「重要なお知らせ」にファンはハラハラ

人気デュオのゆずは、2018年12月に公式サイトで「今後の活動について重要なお知らせがあります」と予告。淡々とした書き方に、解散などよくない知らせかと不安になるファンが多い中、発表されたのは翌年に日本音楽史上初の弾き語りドームツアーを開催するというものでした。

同時に、メンバーの岩沢厚治さんは「お騒がせしました」と謝罪し、北川悠仁さんは「ゆずはどっちか死ぬまでゆずなんで」と解散を否定。発表までハラハラしていたファンは胸を撫でおろしましたが、意味深な予告の仕方は「炎上商法とやってることが同じ」と批判が寄せられる結果となりました。

「重大発表」は禁断の技？

「重大発表」という言葉で注目を集めれば集めるだけ、発表内容が期待外れだったときの批判の声も大きくなりがち。ある意味、「重大発表」は使う側にとっても禁断の技なのかもしれませんね。

（LASISA編集部）