1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 誰かと「比べる」から悩みが生まれる!比べないマインドの保ち方

誰かと「比べる」から悩みが生まれる!比べないマインドの保ち方

  • 2025.9.10
出典:シティリビングWeb

隣の芝は本当に青い?

比べない。落ち込まない。

「同僚と比べると私なんて…」「あの子はできるのに、うちの子は…」そんなふうに、つい他人と比べて落ち込んでしまうこと、ありませんか?

そもそも比べる必要なんてあるのでしょうか。“私たちは今のままで十分幸せ” それに気づくきっかけとヒントをお届けします。

教えてくれたのはこの人

瀧本紗代さん

心理学専攻の元金融機関勤務。心理カウンセラー&イメージコンサルタントとして、外見と内面の両面から自己肯定感を育てる活動を展開。著書『「あの人」と「わたし」を比べない練習』が発売中

誰かと「比べる」から悩みが生まれる比べないマインドで行こう

つい誰かと比べてしまって、モヤモヤしたり、幸せを感じられない―。

そんなときにカギになるのは、“比べない心”の持ち方です。比べグセを手放して、自分に自信を持つことこそ幸せへの第一歩!

他人が決めた基準を「当たり前」にしていない?自分軸で生きるとブレずにラクになれる

比べないほうがいいとわかっていても、つい誰かと比べてしまうのは自然なこと。人間には社会の中で自分のポジションを確立したいという本能があるからです。だからこそ意識的に「比べない練習」をすることが大切。容姿やステータス、人間関係、ライフステージなど“世間の評価”に自分の価値をゆだねず、自分自身を認めてあげるだけで、幸福度はぐんと上がります。ありのままの自分を大切にして、「みんなの当たり前」に左右されないで。もし今、比較して苦しくなっていることがあれば、その多くはただの「思い込み」です。

出典:シティリビングWeb

うらやましくてねたみや愚痴が出ちゃう

悪口やうわさ話は口に出さない

脳は「主語」を理解しないと言われています。つまり「○○さんばかりずるい。意地悪」は「“自分が”ずるい。意地悪」と、自分に対して発言していると認識します。悪口は自分にもマイナスの影響が出るので禁物。思わず愚痴や悪口を言ってしまいそうなときは、自分の良いところを見つけて褒める時間に変換するのもおすすめです。

キラキラで溢れるSNSを見ると苦しい

ミュート機能で“見ない工夫”も

SNS登場前は友人など限られた範囲しか見えませんでしたが、今は不特定多数の“理想の姿”が流れ込み、比べやすい環境に。勝手に流れてくる情報は制御する工夫が大切。例えばInstagramのミュート機能なら、フォローを外さずに遮断が可能。1日数分でも意識的にデジタルデトックスの時間をとるのも効果的です。

あの人は家事も育児も完璧…。休んでいられない!

毎日の小さなご褒美で幸せ体質に

ちょっと足りない部分も私と認めてあげることが大事。例えば、家事を「当たり前」と思わず、1つでもできたら自分を褒めてあげて。幸せのハードルを高く設定せずに、「掃除が終わったらカフェラテをゆっくり飲もう」など、毎日だって自分にご褒美をあげてOK。給料アップや旅行、高い買い物だけがご褒美ではありません。ご褒美の際は「ながら時間」にせず、集中して楽しむと幸福度はさらにアップ。

あの子はいつも楽しそう。私ばかりしんどい…

幸せホルモンを味方につけて

ストレス緩和と幸福感をくれる幸せホルモンがモヤモヤに効果的。①友人や家族と話す、動物の動画を見る、マッサージなど。簡単なのは抱き枕で眠りにつくこと。スキンシップや柔らかいものに触れると、オキシトシンが分泌されて気持ちが安定します。②推し活もおすすめ。好きなことに夢中になると、セロトニンの効果でマイナスの気持ちを抑えてくれますし、推しの成功は何よりのドーパミン!

輝いているキレイな同僚と並ぶと落ち込む…

自分の好きなパーツを磨く

顔だけではなく、髪や体形、肌質など全身を見渡して、好きなパーツをまずはひとつ見つけて、少しずつ磨き上げていくだけでも自己肯定感はアップ。人から褒められたパーツもOK。その際「○○さんよりは劣っているけど…」など、他人と比べないこと。自分の「ここが好き」を信じて。

褒められても「本当?」と疑ってしまう

口ぐせを「ありがとう」にする

「いえいえ、私なんて」と謙遜し過ぎていませんか? 大切な人のように自分を扱って、褒められたときは感謝を伝えて。相手のいいところを探して褒め返すと、幸せホルモンが分泌されて幸せを感じやすくなります。人だけではなく、ときには花や景色、小物などに癒やされたときも「ありがとう」を。

出典:シティリビングWeb
元記事で読む
の記事をもっとみる