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【長崎・軍艦島】旅ライターが体験!上陸ツアーの楽しみ方やおすすめのポイントをご紹介!

  • 2025.9.7

ドラマや映画の舞台にもなり、近年話題を集めている長崎県の軍艦島。現地で開催されているツアーに参加することで島に上陸できるのをご存知でしょうか?今回は筆者が実際に参加した軍艦島上陸ツアーの詳細をご紹介します。これから長崎への旅行を計画している方はぜひ参考にしてみてください!

軍艦島とは?上陸ツアーに参加する際の注意点も解説

フェリーから眺める軍艦島の全景。上陸する前から建物の存在感に圧倒されます

軍艦島とは、長崎港から船で約40分の場所にある島です。海底炭鉱として栄え、高度経済成長の日本の鉄鋼業を支えてきました。1960年代の最盛期には島に5000人以上が暮らし、人口密度が世界一高いことで有名に。ちなみに正式名称は「端島(はしま)」といいますが、かつて島に鉄筋コンクリートの高層住宅が立ち並んでいた姿が軍艦に似ていたため「軍艦島」と呼ばれるようになったのだそう。2015年には世界遺産に登録され、現在は国内外から大きな注目を集めています。 1974年に閉山した後は無人島となりましたが、2009年から一部エリアが整備されたことにより観光客でも気軽に訪れることが可能になりました。上陸するためにはツアーに参加することが必須となり、個人所有の船などでは上陸できないため気をつけましょう。天候によって上陸できない日もあるので、ツアーを申し込む際には天気予報をチェックするのがおすすめ!基本的に風速5メートル、波の高さが0.5メートルを超える日は上陸が難しくなります。海が荒れやすい冬季や台風シーズンは特に注意が必要です。 気候が安定しやすい4月から6月、そして台風後の9月から10月にかけては上陸できる可能性も高くなるのでこの時期を狙うのもひとつの方法です。ツアー会社によっては上陸の成功率を公表していることもあるので、気になる場合は旅行計画前に問い合わせてみましょう!

ツアーに実際に参加!フェリーの雰囲気はどんな感じ?

軍艦島のオリジナルキャラクターがお出迎え

筆者が参加したのは8月上旬、午前開催のツアーです。「軍艦島コンシェルジュ」という会社のツアーに申し込みました。実は筆者が軍艦島を訪れるのは2回目。初めて訪れたのは約20年前、まだ上陸ツアーが開催されていないときでした。漁船のような小さいフェリーで島に近づくことはできるのもの、周囲をぐるりと見学をして終了!なんとなく物足りなさを感じたため(笑)上陸ツアーが開始したと聞いてから、ずっと再訪したいと思っていたのでした。

上陸ツアー当日はいい天気!意気揚々と長崎港から出発します

受付スタートが9時からだったので、午前ツアーの場合は2日目以降の行程に組み込むのが良さそうです。事前にwebから予約をしていたので当日は直接長崎港へ向かいます。同じような上陸ツアー用のフェリーが何隻か停まっていることもあるので必ず確認してから乗り込みましょう。

フェリーの中はこんな感じ。きれいな客室で移動中も快適でした

フェリーの中では軍艦島の最盛期の生活を記録した映などが流されており、知識がなくてもここで予習することが可能です。長崎港から軍艦島までは約40分。揺れはほぼ感じませんでしたが、不安な方は酔い止めを服用しておきましょう。屋外の席に座ると、しだいに距離が近くなる軍艦島の全景も眺められますよ。

迫力あふれる!軍艦島の建物をじっくりと見学

建物を説明する看板。小さい島ながら生活に必要な設備が充実していたことがわかります

軍艦島に到着後はツアーのガイドさんの指示通りに行動します。整備されているエリアは島の一部のみとなり、立ち入り禁止の危険な箇所も多いので単独行動はNG。ツアー用の歩道は整備されており、サンダルやスカートといった服装でも気軽に参加できます。日陰がほとんどないため、天候のいい日はUVパーカーや日傘などを準備するのが◎です。

観光客向けに整備された歩道を進んでいきます

ツアーでは鉄筋コンクリートで造られた高層アパートや炭鉱施設の跡地を見学できます。どれも軍艦島の最盛期を支えた建物でもあり、見ごたえは抜群。建物の前ではガイドさんが歴史や豆知識をわかりやすく解説してくれるので理解も深められます。ときにはユーモアあふれるクイズもあり、参加者同士で笑いに包まれることも!

かつての住居と思われる建物。崩落が進んでいる様子を目の当たりにしました

建物はどれも老朽化が進み、まるで遺跡のような雰囲気を放っているのが印象的でした。ガイドさんによると、軍艦島周辺は海風が強く、それを遮るものも何もないため建物が傷みやすいのだとか。10年後、20年後はさらに崩壊する可能性が高く、補強するために莫大な費用もかかるという説明もあり……世界遺産としての価値を維持していくことの大変さが伝わってきました。

ガイドさんの解説は必聴!ツアーでは見えない建物内部の様子も教えてもらいました

軍艦島に上陸できるのは約1時間。ツアー参加前は「短いかな?」と思っていましたがガイドさんの説明もわかりやすく、当時の生活の様子を垣間見ることができ、とても有意義な時間を過ごせました。移動のフェリーもワイルドなクルーズ船に乗っているようで充実感がありました!

長崎グルメといえばちゃんぽん!

帰りも同じルートで長崎港まで戻り、13時頃に解散となりました。そのまま大浦天主堂やグラバー園といった観光スポットにも出かけられるので1日を有効に活用できます。ランチはちゃんぽんがおすすめ!長崎港の周辺や中華街にはちゃんぽんの名店もありますので、ぜひ食べ比べてみてください。

【まとめ】軍艦島上陸ツアーは「大人の社会科見学」として楽しめる!

日本の現代史や高度経済成長期の発展についての関心も深まりました

当時の生活の様子に想いを馳せながら、かつての建物を見学できる軍艦島上陸ツアー。ガイドさんの解説も楽しく、まさに「大人の社会科見学」のような気分で満喫できました!上陸できるかどうかは天候に左右されるため、運(?)の要素もありますが……通常の観光とは一味違う面白さがありますよ!ぜひ長崎旅行の際には予定に組み入れてみてくださいね。 撮影・文/丹下紋香

この記事を書いた人 丹下紋香

生活情報誌やムック本を中心に、旅行・お出かけ関連の記事を執筆しています。趣味はひとり旅で、最近は台湾を周遊するのがマイブーム。マイルやお得な割引を活用して弾丸旅行を楽しんでいます!

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