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ツモリチサト、35周年を祝う7年ぶりのショー【2026年春夏 東京コレクション】

  • 2025.9.6

ツモリチサト(TSUMORI CHISATO)は、ブランド設立35周年を記念したランウェイショーを9月4日(木)に開催した。ショー形式での発表は、パリでの2018-19年秋冬コレクション以来、約7年ぶり。今回は、表参道にあるショールーム兼ショップのTCハウスにて、限られた招待客を迎え、親密な雰囲気の中で行われた。

大きな白い花に彩られたランウェイにモデルが登場。ホワイトやペールトーンを中心としたアイテムに、花や魚、虹などのイラストやアップリケがあしらわれ、ポップでファンタジックなこのブランドらしい多幸感あふれる世界が繰り広げられた。

デザイナーの津森千里は、長年コレクションにイラストやドローイングを取り入れており、今季登場したものも多くは自身が手がけたもの。「お絵描きが一番、自分の個性を出しやすいと思っています。(三宅)一生さんにもあなたは絵を描きなさいと言われていたので」

1954年生まれの津森は、文化服装学院を卒業後、イッセイ ミヤケISSEY MIYAKE)で経験を積み、1990年に自身のブランドを設立し国内外に支持を広げ、2003年からはパリコレに参加。キャリアの長い、日本でも有数のレジェンドデザイナーはショー後に囲み取材に対応。「服作りが好きなんです。でも、ちょっと遊びたい時もあるので、今後もリラックスしながら、遊びつつ作りつつできたらいいですね」と今後についても語った。

Photos: Courtesy of TSUMORI CHISATO

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