1. トップ
  2. 「NHKなのに…」「度肝を抜かされてます」“想像をはるかに超える脚本力”に視聴者騒然…「全人類に勧めたい」大絶賛の傑作ドラマ

「NHKなのに…」「度肝を抜かされてます」“想像をはるかに超える脚本力”に視聴者騒然…「全人類に勧めたい」大絶賛の傑作ドラマ

  • 2025.10.1

ドラマの世界には、ただ面白いだけでなく、観る者の心を鷲掴みにして離さない魅力を持つ作品があります。その作品ならではの世界観とキャラクター描写は、私たちを現実から引き離し、物語の中に完全に没入させてくれます。今回は、そんな“虜になる名ドラマ”5選をセレクトしました。

本記事では第2弾として、2020年放送のドラマ『タリオ 復讐代行の2人』(NHK)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“虜になる名ドラマ”『タリオ 復讐代行の2人』

undefined
「TikTok TOHO Film Festival 2021」の授賞式に出席した浜辺美波(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『タリオ 復讐代行の2人』(NHK)
  • 放送期間:2020年10月9日~11月20日

あらすじ

法を巧みにくぐり抜けたり、金や権力で罪をもみ消したりと、罰せられることなく生きる悪人たち。この物語は、そんな悪人たちに泣き寝入りさせられた被害者からの依頼を受け、復讐を代行する2人の物語です。

主人公は、正義感は強いもののどこか抜けている元弁護士の白沢真実(浜辺美波)と、頭は切れるものの変わり者である詐欺師の黒岩賢介(岡田将生)です。被害者の願いに寄り添い、卑劣な悪人たちへ復讐を遂げていく、一話完結の復讐エンターテインメント。時に痛快に、時にほろ苦く、本当の正義とは何かを問いかける2人の活躍が描かれます―。

ドラマ『タリオ 復讐代行の2人』の見どころ※ネタバレあり

ドラマ『タリオ 復讐代行の2人』が視聴者を虜にする見どころのひとつは、奇抜で挑戦的な設定とオマージュに満ちたユニークな脚本にあります。元弁護士と詐欺師が手を組んで悪人たちに正義の鉄槌を下すという物語は、単なる勧善懲悪に留まらないスリリングさが魅力です。SNS上では「NHKなのに…」「設定がぶっ飛んでる」「度肝を抜かされてます」など、想像を大きく超える脚本力に驚きの声が見られました。

そして、本作のもうひとつの大きな魅力が、主演の浜辺美波と岡田将生が演じるキャラクターと、2人が織りなす絶妙なコンビネーションです。正義感は強いがどこかズレている元弁護士・真実と、軽薄に見えて実は情に厚い詐欺師・黒岩。正反対の2人が繰り広げるコミカルでテンポの良い掛け合いは、時にシリアスな復讐劇を明るく楽しいエンターテインメントに昇華させています。

この魅力的なコンビの活躍に夢中になる視聴者が続出し、「さすがNHK」「最高に面白かったから全人類に勧めたい」「続編が観たいなぁ」といった熱狂的な声が相次ぎ、NHKの作品力そのものを称賛するレビューが多く寄せられました。

『トリック』シリーズの主要スタッフが集結

浜辺美波さんと岡田将生さんがダブル主演を務め、卑劣な悪人たちに復讐するコンビの活躍を描いたドラマ『タリオ 復讐代行の2人』。その独特なコメディタッチの演出や世界観に、多くの視聴者がある既視感を覚えました。それもそのはず、本作の演出は木村ひさしさん、脚本は蒔田光治さんをはじめ複数の脚本家が手掛けており、人気ドラマ『トリック』を生み出した主要スタッフが制作に参加していたのです。

こうした背景から、SNSでは「令和版『トリック』」と呼ぶ声が相次ぎました。2人が作り出す世界観に、SNSでは「完全に『トリック』の世界観」「めちゃめちゃ面白い」と絶賛する声も多く上がっていました。斬新な設定に、作り手の遊び心と過去作へのリスペクトが詰め込まれた本作は、多くの視聴者の記憶に残る作品となりました。

まだドラマ『タリオ 復讐代行の2人』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“新感覚リベンジミステリー”をぜひご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です