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「朝からめっちゃ腹立つ」「観てられない」“波乱の展開”に憤慨する視聴者も…それでも「史上最高峰」ファン大絶賛の至高ドラマ

  • 2025.10.1

朝ドラの中には、その内容や表現をめぐって議論を呼んだ作品があります。今回は、そんな中から"物議を醸した朝ドラ作品"を5本セレクトしました。本記事ではその第4弾として、連続テレビ小説『まんぷく』(NHK総合)をご紹介します。家族の奮闘を描いた傑作として愛される一方、登場人物の“クズっぷり”が物議を醸した本作の魅力とは――。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

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映画『追憶』舞台あいさつに出席した安藤サクラ(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):連続テレビ小説『まんぷく』(NHK総合)
  • 放送期間:2018年10月1日 - 2019年3月30日
  • 出演: 安藤サクラ(今井 / 立花福子 役)

舞台は戦前の大阪。三人姉妹の末っ子として、貧しいながらも家族の愛情に包まれて育った今井福子(安藤サクラ)は、女学校を卒業後、ホテルの電話交換手として働き始めます。早くに父を亡くし、宝飾店で働きながら自分を女学校へ通わせてくれた長女・咲(内田有紀)に恩返ししたいと、福子は咲の結婚式を華やかに祝う方法を探していました。

そんな福子の前に現れたのが、夢と情熱に満ちた青年実業家・立花萬平(長谷川博己)。二人は出会ってすぐに惹かれ合い、やがて結婚します。しかし萬平の事業は幻灯機から製塩、栄養食品、さらには金融にまで広がり、成功と失敗を繰り返す波乱の日々が待ち受けていました。

「世の中の役に立ちたい」と理想に走る夫に対し、「私は武士の娘です」が口癖の母・鈴(松坂慶子)は何かと口を挟み、福子はその板挟みになりながらも子育てに奮闘。数々の試練を経て、福子は“究極のマネジメント力”を身につけていきます。

やがてすべてを失い、どん底に追い込まれた夫婦が最後に挑んだのは、日本初となる「インスタントラーメン」の開発。幾多の失敗を乗り越えて生まれたこの発明は、やがて世界の食文化を一変させる大革命となるのでした――。

高視聴率を記録し大ヒット!激動の時代を駆け抜けた夫婦愛の物語

『まんぷく』は、2018年度後期に放送された連続テレビ小説第99作です。脚本は映画『真夏の方程式』や『HERO』『沈黙のパレード』で知られる福田靖さんが担当し、語りを芦田愛菜さん、音楽を川井憲次さんが手がけました。主題歌にはDREAMS COME TRUEの『あなたとトゥラッタッタ♪』が起用され、朝の時間帯を明るく彩りました。

作品のモデルは、インスタントラーメンを世に送り出した実業家・安藤百福さんと妻・仁子さん。戦前から高度経済成長期に至る激動の時代、夫婦が幾度もの挫折を乗り越えて、立ち上がる姿が描かれています。そんな本作は高視聴率を記録し、多くの視聴者を惹きつけました。

キャストには、安藤サクラさんや長谷川博己さんをはじめ、松下奈緒さん、内田有紀さん、桐谷健太さん、瀬戸康史さん、松坂慶子さんら豪華な顔ぶれが集結。

とりわけ主演の安藤サクラさんには「安定の演技力」「心を打たれる」といった声が寄せられました。「ちょっとクセのある演技が秀逸」「深みと広がりのある演技に魅了される」と称賛され、ときに「底力を感じる」とまで評される存在感で、「安藤さんが出ている作品は外れがない」と断言するファンも少なくありません。

さらに「ラーメンの啜り方が美しい」と細部にまで注目が集まるほど、ヒロイン・福子を魅力的に演じました。

最低だけど…「どこか憎めない」- トレンド入りした強烈キャラクター

ドラマ『まんぷく』はヒロインと家族の奮闘が物語の軸となる一方で、“登場人物のクズっぷり”が視聴者の心をざわつかせました。とりわけ大きな波紋を呼んだのが、桐谷健太さん演じる世良勝夫です。

萬平が仲間と必死に立ち上げた『たちばな塩業』での出来事。ようやく専売局から認可が下り、大量に生産した塩を世良に託したところ、彼はその売上の半分を着服してしまいます。今の価値に換算すればおよそ50万円に相当する金額を懐に入れた展開に、SNSでは「世良さんは地獄に落ちる人だ」「良い人だと思ってたのに裏切られた気分…」「観てられない」といった声が相次ぎました。そのほかにも、「朝からめっちゃ腹立つ」「いつか成敗されてほしい」と怒りをあらわにする視聴者も少なくありませんでした。

ただその一方で、靴磨きの少年に多めの賃金を渡す場面などもあり、世良は「どこか憎めない存在」として描かれています。

また作品全体についても、「朝ドラ史に残る傑作」「これを超える朝ドラは無い「史上最高峰」と絶賛する声も続出。「毎朝欠かさず観ていた」というファンも多く、放送終了後には「まんぷくロス感半端ない」と語る人も。さらに、挑戦を重ねる主人公夫婦の姿に「諦めず頑張る姿に感動した」と共感する視聴者も多く、「ストーリーも演出もキャストも最高」「マイベスト朝ドラ!」といった声が後を絶ちませんでした。

世良の着服は放送直後から大きな話題となり、一時はSNSでトレンド入りするほどの物議を醸しましたが、『まんぷく』は今なお語り継がれる朝ドラの人気作です。


※記事は執筆時点の情報です