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「超絶大傑作」「欠点が無い」“桁違いの完成度”に原作ファンから称賛の嵐…「完璧なので全人類観て」朝ドラ女優が魅せた名映画

  • 2025.9.30

心揺さぶる感動から、深く考えさせられるテーマ、そして突き抜けたユーモアまで、ジャンルを超え心に残る名作ドラマたち。今回ご紹介するのは、熱狂的な支持を集め、そのテーマ性や完成度の高さから名作として語り継がれる5つの作品です。深く、静かに心に残る作品を厳選しました。

本記事では、第3弾として原作の魅力を忠実に再現しつつ、スクリーンならではの迫力と臨場感で観客を引き込む話題作・映画『ババンババンバンバンパイア』をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

あらすじ

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映画『ババンババンバンバンパイア』初日舞台挨拶に参加した原菜乃華(C)SANKEI
  • 作品名(配給):映画『ババンババンバンバンパイア』(松竹)
  • 公開日:2025年7月4日
  • 出演: 吉沢亮(蘭丸 役)

あらすじ

銭湯で働く森蘭丸(吉沢亮)。彼の正体は450歳のバンパイアで、至高の味である「18歳童貞の血」を求め、銭湯のひとり息子・李仁板垣李光人)の成長と純潔を見守る日々を送っています。しかし、李仁がクラスメイトの原菜乃華)に一目惚れし、恋が成就すれば童貞喪失の危機に直面!蘭丸は「恋をさせてはなるものか!」と決死の童貞喪失阻止作戦を開始します。

ところが葵はバンパイアオタクであり、逆に蘭丸に恋心を抱く展開に。さらに蘭丸の命を狙うバンパイアハンター・坂本(満島真之介)、葵の兄で脳筋番長の篠塚健(関口メンディー)が登場し、勘違いやすれ違いが連鎖して恋の矢印が大混線します。そこへ因縁の相手である蘭丸の兄・長可(眞栄田郷敦)の影も忍び寄り、恋とバトル、兄弟の確執が絡み合う波乱万丈の物語が展開されます。ユーモアとアクション、ロマンスが交錯するバンパイアコメディが今、幕を開けます。

個性派バンパイアの奇想天外な日常が、映画のスクリーンで炸裂!

映画『ババンババンバンバンパイア』は、奥嶋ひろまさ氏による同名漫画を原作にもつ実写化作品です。秋田書店『別冊少年チャンピオン』で2021年11月に連載が開始されて以来、ぶっ飛んだ設定とキャラクターたちの魅力で読者を虜にしてきました。

実写映画化が発表されると不安を抱くファンも…。しかし、キャスト発表をうけ、「蘭丸が吉沢亮は解釈一致すぎる」「主演・吉沢亮ってことで観ること確定した」と期待を募らせていたようです。

監督を務めたのは浜崎慎治氏。今作は『一度死んでみた』に続く、2作目の長編映画作品となります。広告業界で長年の実績をもつ監督ならではの緻密な演出とユーモアのセンスは、原作の奇想天外な世界観をスクリーン上で存分に表現していました。脚本は、『黒崎くんの言いなりになんてならない』『兄に愛されすぎて困ってます』などで知られる松田裕子さん。キャラクターの心理描写やコミカルな会話を見事に映画用にアレンジし、原作のエッセンスを崩さず、視聴者が笑いながらも作品世界に没入できる作品となりました。

映画を観たファンからは、「超絶大傑作」「欠点が無い」ベタな演出を直球でやってるのが革新的でもある」「完璧なので全人類観て」「マンガの世界が巧みに映像化されていて没入感たっぷり」と、絶賛の声が多く集まっていました。

原作の魅力を最大限に引き出す、出演者の振り切った演技に注目!

そして何より本作の魅力は、出演者の振り切った演技です。「キレ芸が滑り知らずの吉沢亮」「眞栄田郷敦はイケメンが台無し(褒めてる)」と、振り切った演技に注目が集まりました。

中でも葵役を演じた原菜乃華さんについて「めちゃくちゃ可愛かったし、そりゃ売れるわ」「最高」「魅了されてしまった」と大きな話題に。朝ドラ『あんぱん』での快演が記憶に新しい原菜乃華さんですが、今作ついて、映画公式サイト内で次のように語っています。

愛のある現場だなと思い本当に楽しかったです。出典:『映画:ババンババンバンバンパイア』公式サイト

愛のある現場だからこそ、多くのファンに愛されてきた原作マンガを最高の形で実写作品化できたのかもしれませんね。

原菜乃華さん以外にも、豪華キャストの振り切った演技が観られる映画『ババンババンバンバンパイア』。まだ観たことがないという方は、中毒性の高い世界観を体感してみてくださいね!


※記事は執筆時点の情報です