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「あまりにエグすぎる」「よくここまで攻め切ったな」“目を疑う過激さ”に愕然…「二度は観れない名作」心震える至高ドラマ

  • 2025.9.30

映画やドラマのなかには、観る者の脳裏に焼き付いて離れない、強烈なインパクトを放つ作品が存在します。目を背けたくなるような描写や、心をえぐるような残酷な展開。今回は、そんな“過激シーンが衝撃的な作品”5選をセレクトしました。

本記事では第3弾として、2016年配信のドラマ『仮面ライダーアマゾンズ』(Amazonプライム・ビデオ)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“過激シーンが衝撃的な作品”ドラマ『仮面ライダーアマゾンズ』

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明握手会を開催した武田玲奈(C)SANKEI
  • 作品名(配信サイト):ドラマ『仮面ライダーアマゾンズ』(Amazonプライム・ビデオ)
  • 配信日:2016年4月1日~(Season 1)、2017年4月7日~(Season 2)

あらすじ

石ノ森章太郎さんの漫画『仮面ライダー アマゾン』を原作とした特撮ドラマ。

大手製薬会社「野座間製薬」が生み出した人工生命体「アマゾン」。その実験体4000体が脱走してから2年、人間社会に潜んでいたアマゾンたちは、人を襲い喰らう本能に目覚め始めていました。この事態を隠蔽するため、野座間製薬は専門の駆除班を組織し、覚醒したアマゾンを秘密裏に処分していました。

そんななか、2人の対照的な仮面ライダーが出会います。1人は、野座間製薬の研究員のもとで、アマゾンでありながら人間として育てられた青年・水澤悠(藤田富)。彼は不本意ながらも「仮面ライダーアマゾンオメガ」となり、人間とアマゾンの間で自らの存在意義に苦悩していました。

もう1人は、たった1人で全てのアマゾンを狩ろうとする男、鷹山仁(谷口賢志)。仁はかつてアマゾン細胞を研究していた科学者であり、自らが招いた悲劇の責任を取るため、自身の体にアマゾン細胞を移植。「仮面ライダーアマゾンアルファ」となって、アマゾンを狩り尽くすという壮絶な戦いにその身を投じていた。

「守りたいから戦う」悠と、「殺したいから戦う」仁。2人の出会いは、過酷な運命の渦へと周囲を巻き込んでいきます――。

ドラマ『仮面ライダーアマゾンズ』の見どころ ※ネタバレあり

Amazonプライム・ビデオのオリジナルドラマ『仮面ライダーアマゾンズ』は、仮面ライダーシリーズの中でも特に大人向けの作品として制作され、容赦のないバイオレンス描写が大きな特徴です。怪人であるアマゾンが人間を捕食するシーンや、ライダーたちの血しぶきが舞う生々しい戦闘は、配信ドラマだからこそ実現できた従来のシリーズとは一線を画す過激さを持っています。SNSでは、そのハードな内容から「あまりにエグすぎる」「よくここまで攻め切ったな」といった声が寄せられるほどでした。

しかし、本作の見どころはグロテスクな描写だけではありません。「養殖」と「野生」という対照的な2人の主人公を軸に、「生きるとは何か」という重厚なテーマを追求した物語が高く評価されています。それぞれの正義がぶつかり合う悲劇的なストーリーは、多くの視聴者の心を掴みました。作品を視聴した方からは、「これは本当に傑作」「あんなに面白い特撮ドラマ無い」「二度は観れない名作」といった絶賛の声が多数寄せられていました。

「演技神がかってた」武田玲奈の圧巻の表現力に視聴者絶賛

『仮面ライダー』シリーズの新たな挑戦として、大人向けのAmazonプライム・ビデオ作品として制作され、そのハードな作風で衝撃を与えたドラマ『仮面ライダーアマゾンズ』。凄惨なアクションだけでなく、重厚な人間ドラマも大きな魅力となった本作で、ヒロイン・水澤美月を演じた武田玲奈さんの演技が、一際目を奪いました。シリアスな世界観のなかで難役を演じきった武田さんは、本作での出演について『Real Sound 映画部』でのインタビューで次のように話しました。

アマゾンズはこれまでのシリーズと違って、シリアスな人間ドラマが中心に描かれているので、私も私なりに水澤美月に向き合ってきちんと演じられたかなって思います出典:『藤田富&武田玲奈が語る、国民的ヒーローを演じるために必要なこと 武田「弱音を人に見せたくない」』Real Sound映画部(2016.07.21)

武田さんの真摯な役作りが圧巻の表現力を生み、画面から覚悟や感情がひしひしと伝わってくる演技であったことは間違いありません。そんな武田さんの演技に対し、SNSでは「演技神がかってた」「背中だけでもどんな感情でどんな想いで立っているかわかる演技」など、絶賛する声で溢れていました。

まだドラマ『仮面ライダーアマゾンズ』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“仮面ライダーの常識を覆す物語”をぜひご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です