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実は『高血圧予防』にピッタリだった…管理栄養士が教えるウワサの“調味料”と効果的な食べ方とは?

  • 2025.9.25
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

「高血圧」という言葉はよく耳にしますね。実は毎日の食事に取り入れやすい調味料で、予防できるって知っていましたか?ちょっと意外に感じるかもしれませんが、無理なく健康をサポートできるので嬉しい食材があるんです。

この記事では、管理栄養士も注目する“ウワサの調味料”について詳しく解説。さらに、その効果を最大限に引き出す食べ方もご紹介します。高血圧対策に手軽に取り組みたい方必見の内容です!

「オリーブオイル」が持つ高血圧予防の秘密とは?

高血圧は、動脈硬化や心疾患、脳卒中のリスクを高める生活習慣病の一つであり、予防には食生活の改善が非常に大切です。そんな中、「オリーブオイル」が血圧を下げる効果があるという嬉しい報告が増えています。

オリーブオイルに多く含まれる「オレイン酸」は、血管をしなやかに保ち、血圧を安定させる働きがあります。

さらに、オリーブオイルに含まれる「ポリフェノール」、「ビタミンE」などの抗酸化成分が、血管の炎症を抑え、動脈硬化発症の抑制する効果があると言われています。実際に、地中海式食事法を取り入れている地域の人々の多くが、心血管疾患のリスクが低いとされており、オリーブオイルの摂取が注目されている背景のひとつとなっています。

オリーブオイルの効果的な摂り方と活用法

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

せっかくオリーブオイルの健康効果を知っても、使い方を間違えると十分に活かせません。では、オリーブオイルを効果的に取り入れるにはどうしたら良いのでしょうか?管理栄養士の視点から、取り入れやすくて効果的なポイントを解説します。

  • エクストラバージンオリーブオイルを選ぶ
    加熱加工がほとんどされていないエクストラバージンオリーブオイルは、ポリフェノールなどの抗酸化成分が多く残っているため、健康効果を最大限に活かすには、このタイプを選ぶのがおすすめです。

  • 生食での摂取がおすすめ
    サラダのドレッシングや、パンにつけるオイルとして使うのが理想的。高温での加熱は成分の劣化につながるため、炒め物などには加熱時間を短くして利用しましょう。

  • 1日あたり大さじ1~2杯程度を目安に
    過剰摂取はカロリー過多になる可能性もあるため、適量を継続的に摂ることが大切です。

例えば、朝食にのサラダに、ドレッシングではなくオリーブオイルをかけていただく。これだけで血圧に良い影響が期待できます。また、パスタや魚料理にも使いやすく、普段の食事に自然に取り入れやすいのも魅力です。

さらに、塩分を控えることと合わせてオリーブオイルを取り入れることで、より高い効果が期待できます。日々の味付けにオリーブオイルを活用しつつ、塩分管理も意識することがポイントです。

オリーブオイルを毎日の食卓に

私たちの健康を守るために「食」の役割はとても重要です。その中で、オリーブオイルは単なる味付けの調味料としてだけでなく、血圧コントロールにも効果を発揮する優秀なパートナーとなります。豊富なオレイン酸や抗酸化物質が、血管の健康をサポートし、継続的な摂取が高血圧予防に繋がる可能性があるのです。

また、エクストラバージンオリーブオイルを生食で取り入れることで、より効率的にその恩恵を受けられます。毎日の料理にオリーブオイルを取り入れつつ、バランスの良い食事、適度な運動、そしてストレス管理も意識して、健康的な生活習慣を目指しましょう。


監修者:工藤まりえ

大学にて栄養学と分析化学を専門とし、管理栄養士免許を取得。卒業後は都内飲食系会社にてフードコーディネーターとして勤務。また、管理栄養士としてはスポーツジムに通う方を対象に、体質改善・ダイエットのための栄養指導を実施。短期的な痩身だけではなく、健康的で太りにくい体質への改善を目指した、専門的かつ行動に移しやすいアドバイスを毎月100名程に対して行っている。