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北海道の道の駅に続々誕生!専用の足湯も…「ドッグラン」で進むペットとの旅の楽しみ方

  • 2025.9.3

ペットを飼っているみなさんは、一緒にお出かけしていますか?

4月に北海道白糠町にオープンした道の駅「しらぬか恋問館」。
地元グルメや大きな滑り台のほかにも訪れた人に好評なのが、リードを外して自由に犬を遊ばせられる「ドッグラン」です。

「気持ちよさそうに走っているので、連れてきてよかった」
「ドッグランがないと道の駅に寄らない」

愛犬家からそんな声も聞かれます。
道内の道の駅にドッグランが続々と誕生しているワケを取材しました。

「ワンちゃんファースト」で

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道の駅「しらぬか恋問館」のドッグランは、小型犬と大型犬の2つのスペースがあります。犬用の水場も用意されていて、なんと利用は無料!
まだオープンから日は浅いですが、多いときには20匹以上の犬が集まります。

小松加恵副支配人は「海に面しているので涼しいのがアピールポイント」と話します。

「犬がいる人は一緒に旅することが多いので、一緒に休憩できればということで併設しています」

山形県のご夫婦は、愛犬と一緒に車で道内を旅行中です。

「ワンちゃんファーストだから、ドッグランがあるところをスマホで検索して来る」

犬専用の足湯も

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一方、音更町にある道の駅「ガーデンスパ十勝川温泉」です。
ドライブの疲れをいやす足湯が人気です。

3年前にできたドッグランにもその癒やしが…。
なんと犬専用の足湯があるのです。これは日本初とのこと。

道の駅ガーデンスパ十勝川温泉の山本直美さんは「植物性由来のモール温泉なので、足湯がワンちゃんの肉球にとても優しくなっていると思う」と話していました。

このドッグランは1時間500円の有料で、予防接種済みの証明書が必要です。

道の駅の近くには犬と一緒に泊まれる温泉ホテルもあり、宿泊者がドッグランを訪れることも多いということです。

ペットと旅行=車移動が多い

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なぜ道の駅にドッグランが増えているのか?日本愛玩動物協会の東海林克彦会長に聞くと、理由に挙げたのは「犬と一緒に旅行したい人は、どうしても車で移動する人が多い」ということ。

「1時間おきぐらいに外気にあてたり、水を飲ませたり。それに対応する形で、道の駅側もサービス向上策として、ドッグランの建設を始めたと思います」

ドッグランはこんな場所にも。
2024年、北広島市にオープンしたジェラートとピザの店「アルトラーチェ」。
隣にはアウトドアショップもあります。

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高橋伸幸記者と愛犬『プリン・ア・ラ・モードちゃん』

食事や買い物に来た人が無料で利用できるドッグランがあり、愛犬家に人気なんです。
1000平方メートルの広いドッグランでは、犬たちがのびのびと遊んでいます。

店舗のテラス席には、リードをつなぐポールと犬専用のチェアを用意。
犬を連れてきた人も、ゆっくりジェラートやピザなどの食事を味わえます。

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無料のドッグランが、店に集客効果をもたらしていると葛西温美店長が話します。

「ワンちゃん連れの間で口コミが広がって、その方たちがジェラートを食べに来るのが多いので、店にもいい影響がでている」

ペットツーリズムはさらに広がる

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日本愛玩動物協会の東海林克彦会長はペットとレジャーや旅行にでかける「ペットツーリズム」は、今後さらに広がるといいます。

「観光需要を伸ばす意味でも、売り上げを伸ばす意味でも、ペットツーリズムに着目して、観光地はサービスの向上を図っていく必要があると思う」

そのためにはペットとホテルに泊まれるというだけでなく、観光地全体で食事や観光ができる「点から面」の取り組みがカギになってきそうです。

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年6月27日)の情報に基づきます。

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