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夫「どうしても15万で欲しい物がある」私「そんな余裕ないのに…」止める声を無視して買った夫の末路

  • 2025.9.2

どんな仕事も長く続かない夫が、保険会社に転職したころのお話です。内向的で話下手な夫は、友人や親戚に頼み込むようなかたちで契約をとっていましたが、収入の大半が営業によるインセンティブだったこともあり、あっという間に家計は火の車に。私が必死にやりくりするなか、突然、夫が「15万円使いたいんだけれど」と頼んできたのです……!?

夫が15万円で買ったものは…!?

子どもを3人抱えるわが家にとって、15万円は大金です。一体何に使うのかと尋ねたところ、「絶対に稼げる情報だよ!」となぜか自信満々な夫。

ビジネスで「絶対に稼げる」というものはありません。胡散臭いと感じた私は絶対にダメだと言いましたが、結局夫は苦しい家計の中から15万円をポンと支払ってしまったのです……。

15万円でいわゆる情報商材というものを購入した夫。あれやこれやと試してみていましたが、うまくいくはずがありません。

もともとお金に対してルーズなところのあった夫ですが、まさかあきらかに怪しい商売にまで騙されるとは……。かなりのショックを受けた私は、その後すぐに離婚を切り出しました。

結局、あの15万円はドブに捨てたようなものでした。離婚してしばらく経った今でも、「あの15万円があれば家族で旅行へ行けたのに……」とモヤモヤしてしまいます。

そもそも「絶対に稼げる」という話がそうそう転がっているわけがないのです。元夫と同じ轍を踏まないよう、子どもたちには仕事の大切さやお金の使い方など、子ども向けの本なども用いながらきちんと伝えたいと思います。そして「うまい話には裏がある」ということを成長とともに理解してもらえたらと思っています。

著者:青野莉奈/女性・主婦。3歳、7歳、10歳の男の子3人を育てる母。シングルマザーを楽しんでいます。

イラスト:はたこ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

ベビーカレンダー編集部

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