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これだけで変わる!唐揚げやコロッケだけだと茶色一色になりがち…彩りを加えるポイントとは【フードコーディネーター監修】

  • 2025.9.21
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

揚げ物はみんなが大好きな定番メニュー。でも、唐揚げやコロッケがメインだとお皿の上がどうしても茶色一色になりがちですよね。そんな見た目の地味さが気になって、ちょっと残念に感じた経験はありませんか?実は、ほんのちょっとした工夫でお皿全体の印象がぐっと明るくなるんです!

この記事では、フードコーディネーターの視点から、茶色一色のパッとしない印象に彩りをプラスするポイントを徹底解説します。

美味しいものは茶色い…彩りの重要性とは?

唐揚げやコロッケは揚げたてのサクサク感とジューシーさが魅力ですが、その見た目がどうしても単調に見えやすいのが悩みどころ。食欲をそそる一方で、「なんとなく地味」「味気なく見える」と敬遠されることも。特にお弁当や普段の食事で彩りが足りないと、全体のバランスが悪く感じられ、「美味しいのに見た目が惜しい!」と思う声も多いです。

彩りを加えることの意義は、ただ“きれい”に見せるだけでなく、視覚的な刺激によって食欲を増進させる点にもあります。また、食事は五感で味わうもの。黄色や緑、赤の鮮やかな色が加わると、料理全体の印象がぐっと良くなり、食べたときに満足度も高まります。さらに、栄養面でも野菜の色や種類が豊富だと、バランスがよく健康的な食卓になることも大きなメリットです。つまり、唐揚げやコロッケの良さを残しつつ、お皿の印象をアップさせるには“配色のバランス”が何より重要なのです。

彩りを簡単に加える3つのポイント!

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

では実際にどんな工夫をすれば、茶色い揚げ物が主役のお皿に彩りと魅力を加えられるのでしょうか?フードコーディネーターが推奨するポイントを紹介します。

1、色鮮やかな野菜を添える

もっとも手軽かつ効果的なのは、カットした野菜を、唐揚げの脇に添えることです。トマトの赤、パプリカの黄・赤、キュウリやブロッコリーの緑、にんじんのオレンジなど、色味豊かな野菜があると瞬時に見た目が明るくなります。野菜を添えることで揚げ物の脂っこさも緩和され、食べやすくなる効果も期待できます。

2、レモンやピクルスでアクセント

レモンの黄色や、赤みのあるピクルスを添えるだけで、味のアクセントと見た目の華やかさをプラスできます。絞ることで、揚げ物の味わいもさっぱりと引き締まり、彩り面と味の両方でワンランク上の食事に。輪切りや半月切りにして盛り付けると見映えも抜群です。

3、彩りのソースやディップを活用

ケチャップやマヨネーズ、タルタルソースは定番ですが、ハーブやスパイスで色味や風味に変化をつけるのもおすすめ。例えば、パプリカパウダーを混ぜてオレンジ色をプラスしたり、バジルやチリを加えたグリーンや赤のディップなども鮮やかです。お皿の片隅に色鮮やかなソースを添えるだけで、一気に華やかな印象になります。

これらのポイントを組み合わせると、お皿全体にはっきりとしたコントラストが生まれ、唐揚げやコロッケのこんがりとした色味がより一層引き立ちます。ぜひ覚えておきたいテクニックですね。

彩りを添えて毎日の食事をもっと楽しく

唐揚げやコロッケのおいしさはそのままに、盛り付けの配色を変えるだけで食事の印象は驚くほどアップします。今回ご紹介した彩りのポイントは、特別な材料やテクニックは必要なく、ちょっとした野菜やソースの彩りをプラスするだけで簡単に実践可能です。健康面や栄養バランスも意識できるので、効率よく実践できる工夫と言えるでしょう。

食卓は心と体を満たす、毎日の大切なひととき。彩り豊かな盛り付けで、家族や自分自身の食事の時間がもっと楽しく、心地よいものに変わります。ぜひ今日から実践してみてくださいね!


監修者:初崎 麻衣(Instagram / Facebook

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フードコーディネーター・フードスタイリスト。
フードビジネススクール「チュ・ア・レゾン」卒業後、サラダボウル専門店のメニュー監修、調理家電のメニューブックや記事の監修、キッチンツールの監修など、食を通じた企業とのコラボレーション活動を行っている。