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プロ「ここををチェックして」→ 新鮮な『エリンギ』を見分ける“ポイント”とは?【フードコーディネーター監修】

  • 2025.9.18
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

スーパーのキノコ売り場で、ついつい手に取るエリンギ。でも「本当に新鮮なエリンギってどう選べばいいの?」と悩んだことはありませんか?食卓で使うなら、鮮度が命。見た目や手触りから正しい選び方を知らないと、せっかくのエリンギの美味しさを台無しにしてしまうかもしれません。この記事では、フードコーディネーター監修のもと、誰でも簡単にできる“新鮮なエリンギの見分け方”をわかりやすくご紹介します。毎日の料理がグッと楽しく、美味しくなるヒントを一緒に見つけましょう!

鮮度の鍵はここ!エリンギの見た目と質感に注目しよう

エリンギは食感が良く、炒め物や煮物、パスタなど幅広く使える食材です。その料理の出来を大きく左右するのが「鮮度」です。新鮮なエリンギを選ぶためのポイントは、まず表面の色と傷の有無。キレイなクリーム色から薄い茶色の範囲で、黒ずみや変色がないものを選びましょう

さらに、触った時の質感も大切です。エリンギは水分を多く含むため、しっとりと張りがあり、弾力のあるものが新鮮と言えます。逆にフニャッと柔らかくなっていたり、ぬるっとした手触りだと鮮度が落ちている可能性が高いです。また、軸が極端に乾燥している場合も避けたほうが良いでしょう。

包装の内側に水滴がついていると、一見「新鮮な証拠?」と思いがちですが、実はそうではありません。包装内の水滴は結露によって発生していることが多く、特に温度差の激しい環境下で起こりやすい現象です。

知っておきたい!エリンギを長持ちさせる保存法とは

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

エリンギはビタミンB群や食物繊維を豊富に含み、健康的な食事には欠かせません。ただし鮮度が落ちると味わいや食感も劣化するため、買ったあとはできる限り早めに調理するのが理想です。

保存するときは、買ってすぐにパックから出し、キッチンペーパーで包んでから紙袋に入れて冷蔵庫で保管すると良いでしょう。密閉容器やビニール袋に入れると水滴がついてカビやすくなるため注意しましょう。また、冷凍保存も可能ですが、食感が変わりやすいので冷凍にした場合は、炒め物など加熱調理に使用するのがおすすめです。

自信をもって選べる!エリンギの美味しさを最大限楽しむコツまとめ

エリンギはシンプルに見えても、選び方次第で味わいや食感が大きく変わる食材です。新鮮なものは傘の色が明るく、変色や傷がなく、しっかり弾力があるのが特徴。軽く押してみて弾むような弾力があるかどうかを確かめましょう。また、包装の内側に水滴ないかもチェックポイントです。

保存をも適切に行えば、新鮮さを長持ちさせ、より美味しく調理することが可能です。ぜひ今日からの買い物でこのポイントを意識して、新鮮なエリンギで料理を楽しんでみてくださいね。


監修者:初崎 麻衣(Instagram / Facebook

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フードコーディネーター・フードスタイリスト。
フードビジネススクール「チュ・ア・レゾン」卒業後、サラダボウル専門店のメニュー監修、調理家電のメニューブックや記事の監修、キッチンツールの監修など、食を通じた企業とのコラボレーション活動を行っている。