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青汁は『朝』『夜』どっちが正解?→実は“ベストなタイミング”があった…知られざる効果とは?【管理栄養士が監修】

  • 2025.9.17
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

健康や美容に良いと話題の青汁。毎日の習慣に取り入れている人も多いですよね。でも実際、「朝に飲むのと夜に飲むの、どっちが正解?」と悩んでいる方も多いはず。青汁に含まれる栄養素の吸収や効果を高めるには、実は“飲むタイミング”もポイントなんです。

今回は、青汁を飲む最適なタイミングと、その効果について詳しく解説します。飲み方ひとつで健康効果が変わるかもしれませんよ!

青汁の効果を最大化するために知っておきたい、朝と夜の違い

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

青汁にはビタミン、ミネラル、食物繊維、抗酸化成分など、体に嬉しい栄養がたっぷり。ですが、その効果を最大限に引き出すためには、飲む時間帯が重要です。

まず、朝に飲む場合のメリットから見てみましょう。朝は胃腸の働きが活発になり、栄養素の吸収がスムーズです。特に青汁に豊富なビタミンCは水溶性で体に残りにくいため、朝にしっかり摂取すると日中の代謝や免疫機能のサポートに役立ちます。また、朝の青汁は一日のスタートとして、腸内環境を整える効果も期待できます。

一方で夜に飲む場合もメリットがあります。夜は体の修復や成長ホルモンの分泌が盛んになる時間帯で、抗酸化作用の強い成分が含まれる青汁はこのプロセスを助ける役割を果たします。加えて、夜の青汁は便秘対策としても効果的。食物繊維が腸内で水分を吸収し、翌朝のスムーズな排便を促します。ただし、寝る直前の大量摂取は胃腸に負担がかかることもあるので注意が必要です。

管理栄養士がすすめる理想的な青汁の飲み方とタイミング

では、具体的に青汁はいつ・どう飲むのがベストなのでしょうか?ビタミンCは空腹時に接種すると分解・吸収が早く、排出も早くなると言われています。そのため、食後に摂る方がゆっくりと吸収され、トータルの摂取量が多くなると言われています。

また、朝の青汁は水分補給にもなり、デトックス効果も期待できるので、爽やかな1日のスタートにぴったりです。便秘気味の方は、夕食時に青汁を取り入れて便通を改善するのも良いですね。

寝る前の飲むタイミングは寝る2時間から3時間前がおすすめ。さらに、青汁に含まれるカルシウムなどのミネラルは、就寝時の骨の修復や筋肉の働きを支えてくれます。

また、青汁を継続的に飲むコツとして、飲む時間を決めて習慣化することも大切。そうすることで身体への恩恵をしっかり感じやすくなります。味や飲みやすさにこだわった商品を選ぶのも、続けやすくするポイントです。

さらに、青汁に含まれる食物繊維は腸内環境を整えることから、腸内の善玉菌が増えることで免疫力もアップし、日々の健康維持に繋がるのです。こうした効果は継続して飲むことが大切なので、朝でも夜でも継続できるタイミングで習慣にすることがカギを握ります。

朝でも夜でも続けることが大切!

朝と夜、どちらもそれぞれに青汁を飲むメリットがあり、どちらが“正解”というわけではありません。管理栄養士の視点から言えば、栄養素の吸収や体内リズムを考慮し、「朝食後の1杯」が最も効果を感じやすいタイミングと言えます。

ただ、夜に飲むことで得られるリラックス効果や便秘改善も見逃せません。自分の生活リズムや健康状態に合わせて、無理なく続けられる飲み方を選びましょう。青汁は毎日のちょっとした習慣で体調も心も元気にしてくれる強い味方です。ぜひベストなタイミングで取り入れて、その効果を実感してくださいね。


監修者:かきねキッチン 小池 三代子(InstagramブログX

管理栄養士×保育士|実務経験13年|現在はフリーランスの管理栄養士として、栄養相談や献立作成、記事執筆・監修を中心に活動中。「人に寄り添い、無理なく実現できる食生活のサポート」をモットーに、忙しい中でも続けられる、簡単でおいしい時短レシピを発信している