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プロ「手に取って確かめてみて」→ 新鮮なごぼうを見分ける、“4つのポイント”とは?【フードコーディネーター監修】

  • 2025.9.16
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

香り豊かで食物繊維たっぷりのごぼうは、和食や煮物、きんぴらなどの定番食材として大人気。でもスーパーの野菜売り場でごぼうを見ると、どれも同じように見えて「どれが新鮮でおいしいの?」と迷ってしまうことはありませんか?実は、新鮮なごぼうを選ぶコツは、ポイントをしっかり押さえれば意外に簡単。この記事ではフードコーディネーターの視点から、見た目や触感、匂いなど、初心者でも分かりやすい“正しい選び方のポイント”をご紹介します。

知っておきたい!ごぼうの新鮮さを見分けるポイントとは?

スーパーに並ぶごぼうは種類やサイズもさまざまですが、見た目から新鮮さを見極めるにはいくつかのポイントがあります。

まずは「硬さ」。ごぼうは日が経つと中身がスカスカになりやすいので、持った時にずっしりとした重みがあり、曲げても簡単に折れないものが新鮮と言われています。さらに、折ったときに繊維質がはっきりしていれば尚良しです。

そして次に「匂い」。新鮮なごぼうは土の香りがほんのりと感じられます。逆に酸っぱい臭いや嫌な臭いがする場合は鮮度が落ちている可能性が高いです。見た目だけでなく、実際に手に取って匂いを確かめることで、より確実に新鮮なごぼうを見分けられます。

保存方法のコツも解説!

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

新鮮なごぼうを見極めるポイントが分かったところで、さらに選ぶ際に知っておきたいお役立つ情報を紹介します。根菜類の中でも特に土がついたまま売られていることが多いごぼうは、土がしっかり残っているほど鮮度が保たれやすいと言われています。逆に洗いすぎて乾燥しているものは鮮度が落ちやすいので注意が必要です。

また、太さも選ぶ際のポイントになります。一般的には細めのごぼうは柔らかく香りも良いと言われますが、太いごぼうも繊維がしっかりしていて味わい深いので、用途に合わせて選ぶのがおすすめです。

購入後の保存環境も重要です。乾燥すると風味が落ちやすいので、新聞紙やキッチンペーパーで包み、冷暗所もしくは冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。切ってから保存する場合は水に浸すと変色や風味の劣化を防げます。

新鮮なごぼう選びをマスターして料理上手に!

新鮮なごぼうを見分けるコツは意外とシンプルです。適度な重みや土の香りを感じられるものを選べば、毎回質の良いごぼうに出会えます。また、土つき状態や太さによる特徴を知っておくと、用途に合わせた賢い選択ができます。さらに正しい保存方法を実践すれば、ごぼうの良さを損なわずに長持ちさせられます。

今回のポイントを押さえて選べば、食卓に並ぶごぼう料理がぐっと美味しくなります。新鮮なごぼうで、香り高く体にも優しい旬の味わいを食卓を楽しみましょう!


監修者:初崎 麻衣(Instagram / Facebook

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フードコーディネーター・フードスタイリスト。
フードビジネススクール「チュ・ア・レゾン」卒業後、サラダボウル専門店のメニュー監修、調理家電のメニューブックや記事の監修、キッチンツールの監修など、食を通じた企業とのコラボレーション活動を行っている。