坂口健太郎 ＆ BLACKPINKリサ、“イチャイチャ画像” が炎上した背景は…　スキンシップ文化の違いも影響？

坂口ファンたちが大激怒した画像とは

世界的な人気を誇るBLACKPINKのリサ（LISA）さんと、人気俳優の坂口健太郎さんが意外な形で炎上に巻き込まれています。二人は、リサさんのソロデビューアルバム「Alter Ego」に収録されている「Dream」のプロモーションとなるショートフィルムで共演。愛と喪失を描くシネマティックな作品となり、公開してからすぐに高い再生数を記録しています。美しい映像と二人の演技が素晴らしく、ファンから絶賛されたこのショートフィルムですが、なぜか炎上を起こしました。

リサさんは、2025年8月16日にショートフィルムのオフショットを自身のインスタグラムで公開。投稿された写真と動画ですが、坂口さんがリサさんにベッドの上で腕枕する写真をはじめ、一緒に歯磨きする動画やハグする写真など、本当のカップルにしか見えないコンテンツばかりです。

さらに所属レーベルは、公式インスタグラムでリサさんが坂口さんの腕にかみついている写真を投稿。この写真や動画を見た坂口さんのファンを中心に「セクハラではないか」と、多くの批判的なコメントがSNSで書き込まれました。

中には「リサずっと好きで憧れの女性の一人だったけど、今回の件で完全に引いた」「逆にオファー側の男性がリサに（同じことを）やったら許されんのか？」といった、厳しい意見も投稿されています。

この炎上は、リサさんの母国であるタイのファンも参戦したことで大騒動に発展。過激なコメントも多く、作品とは関係ないところで“日本人 vs タイ人”のバトルが繰り広げられています。

リサさんと坂口さんの騒動は、なぜここまでひどい炎上になったのでしょうか？ まず前段として、リサさんが坂口さんのファンであることを公言していたことが問題点の一つです。

2025年3月に来日した際、リサさんは坂口さんのファンであることを公言。この情報は公表されていて、ファンの間では有名な話です。二人は交流を深めており今回の共演となったのですが、坂口さんのファンからすればオフショットの親密ぶりを「公私混同だ」と感じたわけです。

日本でも、ドラマや映画などで共演した男女の俳優が、親密にしているオフショットが公開されることはあります。ただ、その場合はお互いのファンに気を使って、ある程度の距離感は持って公開するのが一般的。今回は、二人が密着している写真や動画が多いことで、ファンの怒りを買いました。

日本と海外ではスキンシップの取り方や文化が違い、リサさんは炎上するとも思わずオフショットを配信したのでしょう。しかし結果的に、坂口さんのファンから批判を浴びることになりました。

また、リサさんの人気がすさまじいことも、炎上が長引いた理由ではないかと考えます。

リサさんは2023年、インスタグラムのフォロワーが1億人を突破してアジア人女性で初の快挙を達成。所属するBLACKPINKはアジアだけでなく欧米でも人気が高く、世界中でファンを熱狂させています。また、過去にはタイ人から「最も影響力のある人物」に選ばれたこともあり、リサさんは母国で英雄的な存在です。

リサさんのファンは世界中に数え切れないほどいて、坂口さんのファンの書き込みに応戦する形となり騒動が長引き悪化したことが予測されます。

ただ今回の炎上は、考えようによってはプラスの側面もありました。

坂口さんは現在、韓国を中心にアジア展開を進めているところです。良くも悪くも、炎上によってアジアでの知名度が格段に上がったと考えられます。坂口さんに対して批判的な意見は今回の炎上で基本的に見られないので、“渦中のイケメン”として世界中にアピールできたのではないでしょうか。

SNSがきっかけで、意外な形で長く炎上を起こしてしまったリサさんと坂口さん。問題の基になった「Dream」のショートフィルムですが、非常に完成度が高く二人の演技もすばらしい仕上がりです。炎上のことはひとまず忘れて、一度は視聴することをおすすめします。

（ゆるま小林）