【厳しい暑さ、まだ続く…】あす16日（土）がピーク、熱中症に注意　北海道の天気予報＆気象予報士解説／2025年8月15日更新

北海道のあす16日(土)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの伊藤真梨子（いとう・まりこ）気象予報士がお伝えします。

【この記事の内容】
・ポイント解説
・あすの北海道の天気と気温
・あすからの北海道の週間天気予報
・あすの札幌の朝昼晩の天気

きょう15日（金）は朝から蒸して暑かったですね。
8月前半が終わろうとしていますが、今年の夏の暑さを振り返ろうと思います！

札幌の今年の真夏日日数は何日あったと思いますか？ヒントは、平年で年間大体9日くらいです。

とにかく暑いという印象でしたが…答え合わせです。

答えはこちら！
きょう15日（金）も入れて31日！
観測開始以来、１番の多さです。このうち、１日は35度以上の猛暑日もありましたが、記憶に残る夏になりましたね。

この先、まだ真夏日はありそうです。
特にあす16日（土）は暑さのピークになります。その後も朝晩は秋の気配を感じるようになりますが、夏休み最後の週も厳しい暑さは続きそうです。食事、休憩をしっかりとって、お子さんは元気に新学期を迎えましょう。

苫小牧ではこの時間も気温が高いですね。
きょう15日（金）、33.2度まで上がって、今年一番の暑さになりました。苫小牧で8月中旬としては18年ぶりの暑さになりました。

あす16日（土）の天気と気温です。
全道的に夏空が広がり、風は今日より収まりそうです。
最高気温は今日より3度ほど高い30℃前後で、今週の中で一番の暑さです。熱中症や食中毒にお気を付けください。

帯広ではきょう15日（金）で今年33回目の真夏日になりました。

あす16日（土）の時間ごとの天気。道央・道南からです。
眩しい朝日が注いで、日中は強い日差しが照り付けるでしょう。夏のレジャーは水筒や帽子などご用意ください。

道北・空知です。
晴れる時間が長いでしょう。稚内は夜から曇り空に変わります。暦の上では秋に入っていますが、本格的な秋を前に、夏を満喫できる一日です。

道東・オホーツク海側です。
雲一つない青空が広がるでしょう。各地とも水辺が恋しい暑さです。
ただ、北見のあす16日（土）朝は14度、日中は33度と一日の気温差が大きいでしょう。

岩見沢は晴れています。
きょう15日（金）は風があったので、暑さも控えめとなりました。

週間予報。日本海側とオホーツク海側からです。
日曜日は活発な雨雲が通過するでしょう。稚内、旭川など道北を中心に雷を伴い、雨量の多くなる恐れがあります。火曜日は再び道北から天気が崩れそうです。

太平洋側です。
日曜日は道南で一時雨が降るでしょう。月曜日は夏空が広がり30℃前後まで上がります。来週も日中は蒸し暑い日がありますが、朝晩はしのぎやすい季節に移り替わります。

3日間の札幌です！土日月の天気をもんすけでお伝えします！
もんすけ、あす16日（土）は泳いでますね。
あすは夏のレジャー日和になりそうです。水分をしっかりとりましょう。日曜日は急に雨が強まったり雷の音が聞こえるかもしれません。月曜日はカラッとした暑さになりそうです。

文： HBCウェザーセンター気象予報士伊藤真梨子

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連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
月～金曜日に翌日からの天気予報をお伝えしているほか、暮らしに役立つお天気コラム記事もお届けしています。

※15日午後5時時点の情報です。最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。

編集：Sitakke編集部IKU