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レオナルド・ディカプリオ、『ブギーナイツ』を蹴ったのは人生最大の後悔

  • 2025.8.15
『タイタニック』(1997)のプレミアにて。
Leonardo DiCaprio attends the "Titanic" Hollywood Premiere 『タイタニック』(1997)のプレミアにて。

レオナルド・ディカプリオは、1997年に公開されたポール・トーマス・アンダーソン監督作『ブギーナイツ』のオファーを断ったことを後悔しているそうだ。US版『Esquire』の特集号でアンダーソン監督と対談したレオは、「あなたの前だけど、それでも言わせてほしい。人生最大の後悔は、『ブギーナイツ』に出演しなかったことです」と明かした。

『ブギーナイツ』は、1970年代から80年代を舞台に、ポルノ業界に生きる人々の葛藤を描いた作品。アルバイト中に見出され、ポルノ男優としてスターダムにのし上がる主人公エディをマーク・ウォールバーグ、彼を見出すポルノ監督をバート・レイノルズが演じたほか、ジュリアン・ムーアヘザー・グラハム、ドン・チードル、ジョン・C・ライリー、ウィリアム・H・メイシー、フィリップ・シーモア・ホフマンら名優が脇を固める。

エディ役のオファーがあったものの、すでにジェームズ・キャメロン監督の『タイタニック』(1997)への出演が決まっていたため、断ったというレオナルドは、「あの作品は、僕らの世代にとって意味深い映画です」と称賛する。「主演はマーク以外考えられない。やっとあの映画を観ることができたとき、僕はただただ傑作だと思いました。こんなことをあなたに話すのは皮肉なものだけど、事実です」

『ブギーナイツ』(1997)
BOOGIE NIGHTS - Mark Wahlberg, 1997. 『ブギーナイツ』(1997)

なお、レオはアンダーソン監督の最新作『ワン・バトル・アフター・アナザー』に主演し、ついにタッグを組む。アンダーソンが脚本・監督を務めた同作は、かつて世を騒がせた冴えない革命家ボブが、とある理由から大切なひとり娘の命を狙われ、次から次へと迫る刺客たちとの戦いで絶体絶命の窮地に追い込まれていく物語。ボブの娘の命を執拗に狙う、異常な執着を持つ軍人“ロックジョー”(ショーン・ペン)と、なぜかボブのピンチに現れる空手道場の“センセイ”(ベニチオ・デル・トロ)、そしてボブと娘、逃げる側と追いかける側が三者三様に入り乱れる壮大なチェイス・バトルが描かれる。

レオはこの新作について、「あなたにとって、いろんな意味で個人的な物語であり、今、僕らが生きるこの世界にも間違いなく関係する物語です」と述べたうえで、こう断言している。「だけど結局のところ、この映画に出たかった理由はシンプルです。ポール、あなたと一緒に仕事をしたかったから。20年くらい願っていました。それに落ちぶれた革命家が過去を消し去り、身を潜め、娘を育てながら、普通の生活を送ろうとするというアイデアが気に入りました」

映画『ワン・バトル・アフター・アナザー』は10月3日に日本公開される。

Text: Tae Terai

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