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「よく地上波でやったな…」「観るには覚悟が必要」放送から9年、今なお語り継がれる“衝撃作”…「絶対に観て」大絶賛の至高ドラマ

  • 2025.10.4

映画やドラマの中には、描写の激しさに思わず目を背けたくなるような作品があります。今回は、そんな中から"過激さに驚愕した名作ドラマ"を5本セレクトしました。本記事ではその第5弾として、ドラマ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(フジテレビ系)をご紹介します。グロテスクな描写と主演・波瑠の怪演で視聴者の背筋を凍らせ、“地上波の限界に挑んだ衝撃作”と呼ばれる本作の魅力とは――。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

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映画『流れ星が消えないうちに』初日舞台あいさつを行った波瑠(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(フジテレビ系)
  • 放送期間:2016年7月12日 - 2016年9月6日
  • 出演: 波瑠(藤堂比奈子 役)

ドラマ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』の主人公は、警視庁捜査一課に配属された新人刑事・藤堂比奈子(波瑠)。彼女は「人を殺す者と殺さない者の境界はどこにあるのか」という根源的な疑問をかかえていました。犯罪者に異常なまでに惹かれ、凄惨な現場でも平然と捜査を続ける比奈子の姿は、同僚刑事の東海林泰久(横山裕)に違和感を抱かせます。

物語は、猟奇的な事件を追う厚田班を軸に展開。比奈子はプロファイラーの中島保(林遣都)や監察医の石上妙子(原田美枝子)ら個性的な仲間と共に犯人を追い詰めていきます。その中で浮かび上がるのは、事件の真相だけではなく、比奈子自身の心に潜む闇。やがて彼女は猟奇殺人犯との対峙を通して、自らの異常性と向き合わざるを得なくなるのでした。

果たして比奈子は、自分の闇を乗り越え「人を殺す者と殺さない者の境界」の答えを見いだせるのか――。比奈子の異常さと犯人たちの狂気が交錯し、ただの刑事ドラマの枠を超えた戦慄の物語が描かれます。

心の闇を抱えた新人刑事 ─ 常識を超えるサイコスリラーの衝撃

ドラマ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』は、第21回日本ホラー小説大賞読者賞を受賞した内藤了さんの小説『ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』シリーズを原作にしたサイコホラーミステリーです。民放連続ドラマ初主演となる波瑠さんが心に闇を抱えた新人刑事を演じ、横山裕さん(SUPER EIGHT)、要潤さん、林遣都さん、原田美枝子さん、渡部篤郎さんといった実力派が脇を固めています。さらに篠田麻里子さん、間宮祥太朗さん、佐々木希さんら豪華ゲストも登場し、毎話ごとに衝撃的な展開を繰り広げました。

本作の魅力は、単なる刑事ドラマにとどまらず「人間の心の異常性」に切り込んでいる点です。描かれる事件はただの凶悪犯罪ではなく、人間の内面に潜む狂気や執着が色濃く反映されたもの。そして比奈子の特殊な記憶力や心の闇が、それらとどう 交錯していくのか が物語の核となっています。

SNSでは比奈子を演じた波瑠さんについて、「初々しい」「最強に美しかった」と称賛するコメントが寄せられています。また、心に闇を抱えた複雑なキャラクターは「ハマり役」と評され、「難役をよくここまで演じた」と感嘆する声も少なくありません。「波瑠が出るドラマは最高」と語るファンもいて、主演女優の存在感が作品全体を支えていたことが伝わってきます。

主題歌は[Alexandros]による書き下ろしのロックナンバー『Swan』。緊迫感あふれる音楽が作品世界をさらに引き締め、心理スリラーとして印象に残る一作となりました。

グロテスク描写と“怪演”が生んだ異常犯罪ドラマ

『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』が強烈な印象を残したのは、地上波ドラマとしては異例ともいえるグロテスクな描写と、主演・波瑠さんの怪演でした。

第1話では比奈子の親友(篠田麻里子)が惨殺され、その無残な遺体が画面に映し出されるという衝撃的な展開で幕を開けました。続く第2話では、間宮祥太朗さん演じる青年が家族を殺害し、凍結させるという異常な犯行が描かれています。

続く第3話では、遺体の一部を切り取って持ち去り、被害者に衣服を着せて陳列する猟奇的な連続殺人事件が発生。犯人の佐藤都夜(佐々木希)は、かつてストーカーから硫酸を浴びせられ背中に大やけどを負った過去を持ち、その経験から「白く美しい肌」への異常な執着に囚われていました。なんと、美しい女性の皮膚を切り取って縫い合わせ、自らの傷を覆う“皮膚のボディスーツ”を作り上げていたのです。

戦慄の設定と、美しい外見の裏に潜む残虐性を体現した佐々木希さんの迫真の演技が重なり、当時の視聴者からは悲鳴と驚きの声が続出。恐怖と嫌悪を呼び起こすこのエピソードは、ドラマ全体を象徴する衝撃的なシーンとなりました。

一方で、藤堂比奈子を演じる波瑠さんは、どれほど凄惨な現場でも平然と立ち向かい、異常犯罪者に独特の関心を抱く刑事を体現。泣き叫ぶでもなく、激情をあらわにするでもなく、冷静な微笑や無表情で事件に対峙する姿は、かえって視聴者の背筋を凍らせました。人の心に潜む闇と自らの異常性を淡々と突きつける演技は「怪演」と評され、語り継がれることに。

SNSには「不気味さがすごい」「サイコパスでグロい」といった驚嘆のコメントが寄せられています。

作品全体についても、「観るには覚悟が必要」といった声が上がり、「よく地上波でやったな…」と驚く感想も目立ちました。遺体を真正面から映す演出は、耐性のない視聴者には強烈すぎたのかもしれません。

その一方で、「なんで当時観てなかったの」と惜しむ声や、「最高すぎる」と評価する声、「なかなか攻めたな」と作品の挑戦を称えるコメントも寄せられました。「大好きなドラマ」「絶対に観て」と熱を込めて語るファンも多く、本作が多くの視聴者を虜にしたことがうかがえます。

『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』は、視聴者に困惑と強烈な魅力を突きつけた名作として、今なお愛され続けています。


※記事は執筆時点の情報です