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「えっ大丈夫なの?」「可哀想に…」主要キャスト“突然の降板発表”に激震…だけど「戦後最大の大傑作」“圧倒的支持”を得る名ドラマ

  • 2025.9.25

ドラマや映画の中には、思いがけない展開で強い印象を残す作品があります。今回は、そんな中から"衝撃を受ける名ドラマ"を5本セレクトしました。本記事ではその第4弾として、ドラマ『妻、小学生になる。』(TBSテレビ系)をご紹介します。10年前に亡くなった妻が小学生の姿で家族の前に現れる――。止まっていた時間が再び動き出し、夫と娘、そして周囲の人々の人生を大きく揺り動かしていく、感動の物語です。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

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キリンビール「新・一番搾り完成体験会」 に出席した石田ゆり子(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『妻、小学生になる。』(TBSテレビ系)
  • 放送期間:2022年1月21日〜2022年3月25日
  • 出演: 堤真一(新島圭介 役)

新島圭介(堤真一)は、最愛の妻・貴恵(石田ゆり子)を交通事故で亡くしてから十年、娘の麻衣(蒔田彩珠)と二人きりで暮らしてきました。気力を失った彼は、ただ日々をやり過ごすだけの人間となり、麻衣もまた母の死を受け入れられず、父との関係はぎくしゃくしたまま。時が止まったかのような日々の中で、二人はすれ違い続けていました。

そんなある日、ランドセルを背負った見知らぬ少女・白石万理華(毎田暖乃)が現れ、「わたしは10年前に他界したあなたの妻よ」と告げます。信じがたい言葉でしたが、しぐさや言葉遣いはまさに貴恵そのもの。圭介と麻衣は混乱しながらも、貴恵との奇跡のような再会を次第に受け入れていくのでした。ただし貴恵はいま、小学生の姿。門限は夕方六時、社会的に同居することもできず、父と娘は彼女と奇妙な関係を続けることになります。それでも貴恵は、「生きること」と再び向き合えるように、二人を叱咤激励するのでした。止まったままの家族の時間が、再び動き出す――そんな奇跡の物語です。

ベテラン俳優が挑んだファンタジー系ホームドラマ

本作『妻、小学生になる。』は、TBSの金曜ドラマ枠で放送された作品です。原作は村田椰融さんの同名漫画で、コミックスの累計発行部数は300万部以上。ファンタジーとホームドラマを融合させた独自の設定で人気を集めました。

主演は堤真一さんで、16年ぶりのTBSドラマ出演となりました。妻役は石田ゆり子さんが演じ、二人は映画『望み』以来の夫婦役で共演。また、蒔田彩珠さんや毎田暖乃さんなど若手実力派に加え、神木隆之介さん、吉田羊さん、杉野遥亮さんら豪華キャストが脇を固めています。SNSでは、「石田ゆり子さんが俳優の中で一番好き」「妻の石田ゆり子が美しい」「石田ゆり子ちゃん、好きだなー」などの声が見受けられ、多くの視聴者が石田さんの存在感に魅了されていることがうかがえます。

脚本を手がけたのは、映画『君と100回目の恋』『サヨナラまでの30分』『北極百貨店のコンシェルジュさん』、ドラマ『凪のお暇』『私の夫と結婚して』の脚本を手がけた大島里美さんです。主題歌は優河さんの『灯火』で、その温かくやわらかな歌声がドラマの世界観をより一層引き立てました。

なお、原作はその後アニメ化され、2024年にテレビで放送されています。監督は『幽☆遊☆白書』などで知られる阿部記之さん、脚本は平林佐和子さん、キャラクターデザインは関川成人さんが担当。アニメならではの演出と音楽が重なり、ドラマ版とはまた違った新たな魅力で人気を集めました。

思わぬ降板劇の舞台裏

放送前から話題を呼んだ本作ですが、その裏側では予期せぬアクシデントもありました。

麻衣の幼なじみ・愛川蓮司役に決定していた萩原利久さんが、急性穿孔性虫垂炎で撮影に参加できなくなったのです。作品にとって重要な役どころを欠くことになり、スタッフは急ぎの対応に追われました。

その結果、同じ事務所の杉野遥亮さんが代役として参加することに――。突然の交代劇ではありましたが、萩原さんの回復を願う声とともに杉野さんへの期待も高まり、放送前から注目が集まりました。

SNSには、「えっ大丈夫なの?」「本当に残念」「可哀想に…」と心配する声や、「無念だったろうに」という感想が寄せられました。

一方で、代役を務めた杉野さんに対しては「代役だったけど、一途な愛情表現が本当大好き」「杉野くん最高」といった熱い支持が。「代役と思えないくらいハマり役」「惚れてるけど、さらに惚れる」と絶賛する声が相次ぎ、視聴者の心をつかんだことが伝わってきます。

「映画を観たような満足感」 - 心に残る名作

人気漫画を原作とした本作は、放送当時から大きな注目を集めました。視聴者の多くがその展開に心を動かされ、「こんなに泣いたの初めて」「映画を観たような満足感」と語るほど。

感動で胸がいっぱい」「優しさだけでできた尊いドラマ」といった感想が広がり、「戦後最大の大傑作」とまで称されました。本作が与えた感動は、「衝撃を受ける名ドラマ」として今後も語り継がれていくことでしょう。


※記事は執筆時点の情報です