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最近流行りの麻辣湯(マーラータン)、結局体にいいの?悪いの?管理栄養士が徹底解説

  • 2025.9.16
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

最近、身近な飲食店や専門店でよく見かける麻辣湯(マーラータン)。「ピリッと辛くてクセになる味」として人気急上昇中ですが、一方で「辛すぎて体に悪いのでは?」という不安もありますよね。そこで今回は、管理栄養士の視点から麻辣湯の特徴や栄養面をわかりやすく解説し、実際に体にいいの?それとも悪いの?という疑問に答えていきます。辛さが魅力の一方で見落としがちなポイントを押さえて、健康的に楽しむコツを学んでいきましょう。

麻辣湯のスパイシーな魅力と健康面のメリット・デメリット

麻辣湯とは、中国の屋台発祥のスープ料理で、唐辛子や花椒(ホアジャオ)を使った「麻(しびれ)」と「辣(辛味)」が特徴です。好きな具材を選んでスープに入れ、辛いながらも旨味が凝縮された味わいを楽しめるのが魅力です。

この麻辣湯の辛さや香辛料には代謝促進効果や食欲増進効果が期待される一方で、「刺激が強すぎて胃に負担がかかるのでは?」という心配もあります。唐辛子に含まれるカプサイシンは血行促進や脂肪燃焼のサポートに役立つ一方、過剰に摂ると胃腸に刺激を与え、胃痛や胃炎を引き起こす場合もあります。

また、麻辣湯は単なるスープ料理ではなく、多彩な具材を自由に選べるため、その栄養価は選び方次第で大きく変わります。野菜を多めに入れたり、タンパク質をしっかり摂れる具を選んだりすれば、バランス良い食事になります。一方で、脂っこい具や添加物の多い加工品を選ぶと、栄養バランスが偏りやすいので注意が必要です。

麻辣湯のカロリーと栄養バランス、そして過剰摂取の注意点

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

麻辣湯のカロリーは、選ぶ具材やスープの種類によって大きく異なります。例えば、野菜やきのこ類中心のあっさり系を選べば低カロリーに抑えられ、ダイエット中でも楽しめます。反面、揚げ物や加工肉など高脂質な具材を加えると、1杯あたりのカロリーが大幅にアップすることもあります。

栄養バランスを整えるためには、以下のポイントを押さえるのがおすすめです。

  • たっぷりの野菜でビタミンや食物繊維を補給
  • 豆腐や鶏肉など良質なタンパク質を取り入れる
  • スープの塩分量を控えめにして塩分過多を防ぐ

また、市販のスープには塩分や化学調味料が多く含まれていることも多いため、食べ過ぎはむくみや高血圧のリスクに繋がる可能性があります。胃腸が弱い方は、唐辛子や花椒の刺激に注意して、辛さを調節しながら楽しむのがよいでしょう。

さらに以下の3つのコツを参考にしてください。

  1. 具材の選び方にこだわる
    たっぷりの葉物野菜やキノコ類、豆腐や鶏肉でタンパク質を補うと、栄養バランスがぐっと良くなります。揚げ物や加工食品は控えめに。
  2. スープの辛さ・塩分を調節する
    辛さを控えたい場合は唐辛子の量を減らしたり、スープの希釈で刺激を和らげましょう。また、塩分過多を避けるためにスープの量を調整したり、飲み干さずに具だけ食べるのも有効です。
  3. 食べるタイミングと量を意識する
    空腹時の過剰な辛味は胃への負担になるので、少量から始めたり、他の食事とバランスをとるのが安心です。

麻辣湯は具材とスープ次第!

麻辣湯は、スパイシーで香り豊かな中華スープ料理として、魅力的で食欲をそそる一方、唐辛子や花椒による刺激や塩分の多さが体への負担につながることもあります。しかし、具材の選び方や辛さの調節、食べる量を工夫すれば、栄養バランスのとれた健康的な食事にもなります。

つまり「体にいいか悪いか?」は、一概には言えず、どう楽しむか次第。管理栄養士の視点からは、野菜やタンパク質をしっかり取ってスープの塩分・辛さを調整しながら、適量を味わうのがおすすめです。ぜひ、上手に食生活に取り入れて麻辣湯を楽しんでくださいね!


監修者:かきねキッチン 小池 三代子(InstagramブログX

管理栄養士×保育士|実務経験13年|現在はフリーランスの管理栄養士として、栄養相談や献立作成、記事執筆・監修を中心に活動中。「人に寄り添い、無理なく実現できる食生活のサポート」をモットーに、忙しい中でも続けられる、簡単でおいしい時短レシピを発信している。