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『しいたけ』の栄養を無駄にしているかも…管理栄養士が教える、避けるべき“NGな調理法”とは?

  • 2025.9.7
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

キノコの中でもしいたけはお手頃価格で味わい深く、和食をはじめ多くの料理に活躍しますよね。でも、しいたけの傘の裏側部分や軸を「硬いから」と捨ててしまうことはありませんか?実はそこには、健康にいいとされる豊富な栄養素がギュッと詰まっているんです。さらに、せっかくのしいたけの栄養を損なってしまう“NG調理法”もあることをご存じですか?今回は管理栄養士の視点から、しいたけの魅力や賢い調理法まで徹底解説!いつもの料理がもっとヘルシーに、もっとおいしくなるヒントをお届けします。

しいたけの軸のポテンシャルを知ろう!料理の疑問をスッキリ解決

しいたけの軸はつい捨ててしまいがちですが、実は栄養価も高く、香りや食感の面でも見逃せない部分です。軸と傘では食感が異なり、傘はやわらかくジューシーなのに対して軸はしっかりとした歯ごたえが特徴的です。この違いを活かして軸はスープやだしに使ったり、細かく刻んで炒め物に加えたりすることで、料理全体のアクセントに。また、しいたけの軸にはグルタミン酸が豊富に含まれており、これはうま味成分の代表です。捨ててしまうのはもったいない!栄養だけでなく、旨みも逃さず味わうことができるんです。

疑問としてよく聞かれるのは「軸は硬くて食べにくいのでは?」という点。確かに太い軸は硬い部分もありますが、調理法を変えることでおいしく食べられます。

日常料理にプラス!実践したいしいたけの軸活用テクニック

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

さらに具体的な活用方法はどんなものがあるでしょうか。スープや味噌汁にしいたけの軸を入れて旨みをアップさせるのが手軽でおすすめです。軸を薄くスライスして煮込むと、コクのある出汁が簡単に取れますし、味噌汁のベースに入れても深みがプラスされます。また、みじん切りにした軸をカレーやハンバーグの具材に混ぜると、食感が楽しく栄養価もアップ。しいたけの軸は捨てずに刻んで冷凍保存しておくと、いつでも使いたいときに活用できて便利です。

さらに、焼きしいたけにしたときには軸を細かく刻み、バター醤油で炒めるだけで簡単なおかずに。歯ごたえと香りの良さがご飯のお供にぴったりです。最近では乾燥しいたけの軸を香味野菜と一緒に粉末にして、調味料やふりかけとして使うのも人気。こうした活用法は食材の無駄を減らし、エコな料理スタイルを実現します。

しいたけの軸は少し手間をかけると、料理の質をぐっと上げてくれる名脇役。普段の食事にちょっとした変化と深みを加えたい方にこそ試してほしいアイデアばかりです。

「しいたけの軸」を楽しむ新たな習慣を始めよう!

捨ててしまいがちなしいたけの軸ですが、その香りとうま味は料理に欠かせないポイントになることが分かりました。硬いからと遠ざけず、ひと手間加えるだけで食卓に多彩な味わいと栄養をプラスできるのが大きな魅力です。スープや炒め物のほか、粉末状にして調味料として使うなど、使いみちは無限大。エコで経済的な面も注目されているので、賢く食材を使い切るライフスタイルにもぴったりです。

これからは、しいたけの軸をただの廃棄物としてではなく、料理の可能性を広げる重要な食材として再評価してみてはいかがでしょうか。


監修者:かきねキッチン 小池 三代子(InstagramブログX

管理栄養士×保育士|実務経験13年|現在はフリーランスの管理栄養士として、栄養相談や献立作成、記事執筆・監修を中心に活動中。「人に寄り添い、無理なく実現できる食生活のサポート」をモットーに、忙しい中でも続けられる、簡単でおいしい時短レシピを発信している。