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プロ「専門店のような一品に」→家で簡単にできる、“サラダの盛り付けテクニック”とは【フードコーディネーターが監修】

  • 2025.9.6
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

サラダと聞くと「ただ野菜を切ってのせるだけ」と思っていませんか?でも、ちょっとした盛り付けの工夫で、おうちのサラダがまるで専門店のサラダのように華やかに変身するんです。今回は、サラダ専門店のメニュー監修を担当していたフードコーディネーターが実践するカンタンだけど効果抜群の「サラダの盛り付け方」を3つ厳選してご紹介。目で楽しみ、食欲も刺激するテクニックで、毎日の食卓をもっと楽しく彩りましょう!

彩りとバランスが決め手!華やかサラダ盛り付けの基本ルール

よりおいしく見えるようにサラダの盛り付けをこだわろうと思ってもなかなか難しいですよね。レストランのサラダがなぜ魅力的に見えるのかというと、盛り付けだけではなく、彩りのバランス、食感のコントラスト、そして皿の余白の使い方にもこだわっているからです。

例えば、緑の葉野菜だけでなく、赤や黄など様々な色の野菜を加えてカラフルに。さらに、葉物と根菜、フルーツやナッツ、肉魚、雑穀、チーズなど様々な食材を組み合わせて、見た目だけではなく味と食感の多様性も楽しめるように工夫されています。

ですが、自宅で作るサラダではお店のように、たくさんの野菜を使ったり、食感にこだわったりなど、難しいことも。そんな時は盛り付けのちょっとした工夫で専門店のサラダのように美しく見せることができますよ!

また、食材の量に合わせて高さを出せるような少し小さめの器を使うと、余白とのバランスが整い、より洗練された印象に仕上がります。 ポイントは、お皿に余白を残すこと。詰め込みすぎずに盛り付けると、見た目がスタイリッシュになり、まるでサラダ専門店の一品のような仕上がりになります。

家でできる!プロ直伝の3つのサラダ盛り付けテクニック

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

それでは具体的に、今日からすぐできる盛り付け方法を3つご紹介します。

1、ベースはふんわりと空気を含ませながらボリュームを持たせて盛り付ける

一枚のお皿に、まずは水気をしっかり切ったベビーリーフやレタスをふわっと敷き詰めます。この「グリーン野菜」をベースにすることで、明るくフレッシュな印象に。そこに、トマトやパプリカなど彩り豊かな具材を添えると、まるで小さなガーデンのような彩りの美しさが演出できます。またベースに柔らかい印象を出したいときは手でちぎるのも一つの方法ですが、なるべく変色や傷みを避けたいなら包丁でカットする方がおすすめです。

2、高さを出す「ピラミッド盛り」

サラダの具材を低く平たく盛るのではなく、器の中央に高さを作ることで立体感が増します。こうすると少量でも豪華に見えるので、食べきれない時にもおすすめ。高さを出す際は、具材のバランスを見ながら「崩れにくい」盛り方のコツも意識しましょう。

3、色と形のコントラスト

輪切りやスライスなど、断面の形状を変えて盛り付けると見た目にリズムが出て飽きません。合わせて色味の濃淡を意識してバリエーションがあると、どこから見ても鮮やかで美しく、食卓の主役に。例えば、薄くスライスした紫玉ねぎを軽く水にさらしておくと辛みが和らぎ、彩りと共に味のアクセントにもなります。

料理の世界では、味や食材の良さを引き立てるために「見た目の美しさ」にも拘っています。サラダの盛り付けも同じで、単なる「お皿にのせる作業」ではなく、「お客様の目を楽しませるアート」なのです。プロのシェフは、まるで絵を描くように食材の配置や色の組み合わせを考えています。

盛り付けで変わる!彩り鮮やかサラダで食卓がもっと豊かに

いかがでしたか?普段のサラダにほんの少しの工夫を加えるだけで、見た目がぐっとサラダ専門店級に格上げできるんです。彩りや高さ、形の違いを意識した盛り付けは、味だけでなく食べる楽しみを増やし、食卓に彩りと笑顔を運んでくれます。

毎日の食事をもっとワクワクする時間にするためにも、ぜひ今日から今回の3つの『プロの盛り付けテク』を実践してみてくださいね。あなたのサラダが、家族や友人に「美して本格的!」と褒められること間違いなしです!


監修者:初崎 麻衣(Instagram / Facebook

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フードコーディネーター・フードスタイリスト。
フードビジネススクール「チュ・ア・レゾン」卒業後、サラダボウル専門店のメニュー監修、調理家電のメニューブックや記事の監修、キッチンツールの監修など、食を通じた企業とのコラボレーション活動を行っている。